新大久保の日本福音ルーテル教会にて。
サブタイトルは「華麗さ瞑想の距離」なんだけど。
瞑想の曲ばっかり。
17世紀のフランスの曲が中心。
3曲目は
- ブランロシェ氏のためのトンボー (D.ゴーティエ 作曲)
4曲目は
- ブランロシェ氏のためのトンボー (F.デュフォ 作曲)
5曲目は
- ブランロシェ氏のためのトンボー (J.J.フローベルガー 作曲)
最終曲の中にも
- ブランロシェ氏のためのトンボー (L.クープラン 作曲)
要は、トンボー祭りだったわけだ。
「トンボー」というのは「墓」「墓碑」を意味する言葉で、
追悼曲らしい。
ブランロシェという人は、有名なリュート奏者で、
1652 年に、酒を飲みすぎて、階段から落ちて死んじゃった、
という人らしい。
まあ華麗な死に様ではある。
サブタイトルの「華麗」は多分これだな。
演奏は、さすが、すごい。
上尾直毅は天才だと思う。
客がそれほどいなかったのはかなりもったいない。
上尾直毅ホームページ
http://homepage.mac.com/muzette/
このホームページを見るとミュゼット奏者に見えるけど、
鍵盤奏者としての活動のほうが圧倒的に多い。
ちなみに日本ミュゼット協会なんてものも立ち上げてる。
日本のミュゼット奏者って多分一人しかいない。