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上尾直毅、チェンバロリサイタル[音楽]

2006-03-31

新大久保の日本福音ルーテル教会にて。

サブタイトルは「華麗さ瞑想の距離」なんだけど。
瞑想の曲ばっかり。
17世紀のフランスの曲が中心。

3曲目は

- ブランロシェ氏のためのトンボー (D.ゴーティエ 作曲)

4曲目は

- ブランロシェ氏のためのトンボー (F.デュフォ 作曲)

5曲目は

- ブランロシェ氏のためのトンボー (J.J.フローベルガー 作曲)

最終曲の中にも

- ブランロシェ氏のためのトンボー (L.クープラン 作曲)

要は、トンボー祭りだったわけだ。
「トンボー」というのは「墓」「墓碑」を意味する言葉で、
追悼曲らしい。
ブランロシェという人は、有名なリュート奏者で、
1652 年に、酒を飲みすぎて、階段から落ちて死んじゃった、
という人らしい。
まあ華麗な死に様ではある。
サブタイトルの「華麗」は多分これだな。

演奏は、さすが、すごい。
上尾直毅は天才だと思う。
客がそれほどいなかったのはかなりもったいない。


上尾直毅ホームページ
http://homepage.mac.com/muzette/

このホームページを見るとミュゼット奏者に見えるけど、
鍵盤奏者としての活動のほうが圧倒的に多い。
ちなみに日本ミュゼット協会なんてものも立ち上げてる。
日本のミュゼット奏者って多分一人しかいない。

Referrer (Inside): [2006-12-31-3] [2006-05-10-4]

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