http://blog.livedoor.jp/rx78_gp03/archives/50552969.html
via http://kimuratakeshi.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_38f2.html
大株主である村上ファンドが取締役を送り込むなら
受け入れなくてはいけない。
受け入れたくないのなら、村上ファンドの希望する額で
株を買い取って株主であることを辞めてもらうより方法がないのだ。
株を買い戻すのもイヤ。経営に口出しされるのもイヤ。
こんな子供みたいなことをいう経営者だから問題なのだ。
ひょっとすると、わたしも少数派なのかもしれないけど、
この辺はとても同意する。
経営者は経営者の仕事をしないと株主は怒っちゃうぞ、と。
ただね、
つまり、預金者が銀行から利息を得るように、
株主が会社から利益を得るのは当然のこと。
短期でも長期でも低額でも高額でも投資に対して
利益を求めるのは当たり前のことだ。
この辺は感情としては理解できるけど、
銀行にお金を預ける行為と、株を買う行為を、
一緒に考えてしまうのはちょっと問題な気がするのよね。
具体的には、
- 銀行にお金を預ける --> 融資、貯蓄
- 株式を買う --> 投資
なんじゃないかと。
んー、もちろん一緒に考えても良いんだけど、
個人的には分離しておきたいな、と思う。
イスラム金融的な考え方が好きなんだな、多分。
Wikipedia - イスラム銀行
イスラム銀行とは何か?
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/1356/kuru/isramicBank.html
イスラム金融では、イスラム法により、利子を取ることは
禁止されている。
その代わり、事業に協力して利潤を取る、という形で、
運営がされている。
なので、その考え方によれば、
村上ファンドの行いがも間違っているのなら、
預金に利息をつけるのは間違いだし、
株式市場の存在自体間違っている。
これは両方間違いってわけじゃなくて、
預金に利息をつける --> 間違い
株式市場の存在 --> 推奨
ということになる。
ひょっとすると、融資や貯蓄の感覚で、投資をしている人が
多すぎるんじゃないのかなあ。
お金がある、っていうのはある種のパワーを持ってることなので、
自覚を持ってそのパワーをちゃんと使ってくれないと困るのよね。
投票権がある、ということは、義務と責任がある、ってことですわ。
ちなみに株はまったく持ってません。
言いっぱなしでごめんなさい。