オペラシティ近江楽堂にて。
嫁がチェンバロを弾くので聞きに行く。
ヴィオラ・ダ・ガンバは本当に良い楽器だと思う。
バイオリン属に比べて音色は上品。
フレットが付いてるので、(移動式だけど)、
ある程度弾けるようになるまでに時間もかからない気がする。
運動性が良くメロディーも伴奏もできる。
16〜18世紀にかけて爆発的に流行した、というのも良くわかる。
でも悲しいかな、古楽器に共通する弱点がやっぱりあって、
パワーが足りないのでオーケストラでは使われないんだよね。
演奏者の数も少なくて、新しい曲も少ない。
今じゃマイナーな存在なんだけど、
大人になってから弦楽器をやりたい、という人に、
実は一番お勧めの弦楽器なんじゃないかと思う。
Wikipedia - ヴィオラ・ダ・ガンバ
それにしても客席が豪華な発表会だったよなあ。
本村先生も来てたしね。