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スコアール本番[音楽]

2012-06-23

すみだトリフォニーホールにて。
曲目は以下。

- ワーグナー/「さまよえるオランダ人」序曲
- R.シュトラウス/交響詩「死と変容」
- エルガー/交響曲第一番

午前中のリハーサルは全通し。
今回は重たい曲ばかりなので、それだけで結構疲れた。
途中で後ろから大きい音がしたのでなにごとかと思ったら、
ハープの弦が切れたんだとか。

昼休みが長かったので、弥生軒でカツ丼+うどん。
ローソンでおやつ。
やや食べすぎ。

前半は一番後ろの席、ハープの前。
ハープの音がくっきり聞こえるのはかなり嬉しい。

後半は17歳になったばかりの高校生男子とプルトを組む。
終わった直後に、明日も本番なんですよね、と明るく言われる。
元気だのう。若いって良い。

食べすぎたせいか、エルガーの3楽章ではちょっと眠かったけど、
会場を眺めたら、寝てる人が沢山。
聞いてると、うっとりして、うとうとするのはわかる。
やっぱりエルガーの1番って良い曲だよなあ、と思った。
この曲を目当てに聴きに来た客も結構いたみたいね。

エルガーは聞いてる分には素直に恰好良く聞こえる。
それなのに弾くのはかなり難しいのだ。
ものすごく計算して書いてあるので、機械的に正確に弾いて、
ちゃんとピッタリ合わせるのがスタートラインかもしれない。
シベリウスに近い感じ。
個人的にそういう演奏をできたかっていうと、弾くのでせいいっぱいだったよ。
弾けないところは弾けないし、心が折れちゃうところもある。
まあ精進が足らんのだけど、客席にはバレてないとは思いたいのう。
隣にもバレてないといいなあ。

レセプションの二次会ではトップ様とお話。
久しぶりに楽器を弾くと筋肉痛になる、と言うと、みんながバカにする、
という話をしたところ、私もなりますよ、と言われた。
筋肉痛になる場所も背中、腕、で一致。
初めて、筋肉痛になる、ということに共感してもらえたぞ。
トップ様は極めて真摯に音楽に取り組んでるので嘘じゃないと思われる。
でも、さらに話を聞くと、丸一日弾いてると、筋肉痛になる、とのこと。
ええと、私は数時間で、と言いたかったけど、言葉を飲みこんだよ。

体力も付けなきゃいかんなあ。
もうすぐ七夕だから短冊になんか書くか。

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