終電で乗り過し。
タクシーで帰宅。
若い運転手さんといろいろお話。
- タクシー運転手を初めてまだ 1年とちょっと。
- おやじさんが個人タクシーをやっていて、ほとんど働いてないけど、
固定客が何人もいるので、ちゃんと食えている。
- 10年やったら、個人タクシーを開業して、おやじさんのお客を
ひき受けるつもり。
- 昔に比べて景気は悪くなった、というけど、それなりには稼げてる。
- 運転手をやる前は内装をやる職人だったがその時より報酬は良い。
- 普通のシフトは、朝6時から朝6時までの24時間勤務。
でもそのシフトじゃ食えないし体力的にも大変。
- 毎日夜だけ、という勤務に変えてもらってからは稼いでいる。
そもそも昼は全然稼げない。
- 先月は 46万円ぐらいの報酬。売上は毎月70万円は確実に超えている。
- 月曜から水曜は、駅前で短距離のお客をたくさん取って数で稼ぐ
- 木曜、金曜は、銀座と上野のあたりをうろうろしながら、
長距離の客を拾う。
- 銀座の路地裏に待機しておいて、男性客だけ乗せる。
- 女性客は短距離なので、たとえば築地までとか、なので
店を出てきたらすぐに回送にしちゃう。
- 月曜〜水曜は、夜6時から2時ぐらいまでが仕事時間。
木曜、金曜は、夜8時から4時ぐらいまでが仕事時間。
これ以上働くと体を壊すので時間を守っている。
- 個人タクシーを開業する場合にはとにかく良い車を買うこと。
良い車だと良い客がつく。短距離の客は遠慮して乗ってこない。
- 上客だと思ったら、サービスをして割引きをしてあげる。
そうすると固定客になってくれる。
- 2種免許は教習所で取れば簡単。お金はかかるけど。
試験場だとなかなか取れない。
タクシー運転手にもさまざまなノウハウがあるものだ。
乗るほうにもノウハウがあるらしい。
- 目的地までの、だいたいの金額がわかっていれば、
乗る前に、この金額で行ってくれない、と安めの金額を
提示して価格交渉する、というのは有効。
長距離であればタクシーとしても、割引いても元は取れるので
たいていの場合はその金額で行ける。
- タクシーによっては領収書の金額は自由に書いてもらえるので、
高めの金額を書いてもらうこともできる。
- 良いタクシーだと思ったら名刺をもらっておいて、
なじみになっておくのは有効。
常連の客は普通は割引かれる。
タクシーは滅多に乗らないんだけど、
乗るときは大体長距離になっちゃうので、価格交渉とかは
積極的にやっても良いのかもなあ。
。。。ノウハウをせっかく聞いたというのに、
名刺もらうの忘れてるし。いかんな。