やまもといちろうBLOGの野球ネタ
http://kirik.tea-nifty.com/diary/2012/05/post-3f4f.html
元隊長のブログは野球解説はいつもながら面白い。
共感できるポイントも多い。
ヤクルトなんかのファンをやってるのはそもそも勝ち負けなんて
どうでも良くなってくるのよね。
以下のようなポイントで野球を見るようになる。
1. 人が面白いかどうかが大事。
ヤクルトは、昔からおかしな選手の宝庫なのよ。
メジャーどころは置いといて、マイナーどころを上げてくと、
すごいけどちっちゃい若松。
漫画で散々いじられた七色の変化球の安田。
体型が左右対象の代打の切り札、八重樫と杉浦。
守備だけの人、角富士夫。
野球選手とは思えない体型の佐藤賢さん。
すごい選手でもどこかコミカルなのよね。
助っ人は面白外人ばかりだし。
今年のミレッジも面白外人っぽいんだけど、ガイエルさんが
面白すぎたので、もっと〜、を期待してしまうのよね。
ミミズ食べちゃう必要はないだろうけど。
2. チームより個人、数字大好き
そもそもヤクルトは伝統的に戦力がしょっぱいのよ。
まともに戦ったら、巨人やら中日やらには勝てないのよ。
ってことで、勝ち負け以外で楽しむしかないのだ。
古くは、池山、広沢、パリッシュ、の3人そろって、
30本塁打、でも100三振、なんて時代には、
負けても、今日は池山がホームラン打ったから良いや、
みたいな楽しみ方をしてたわけですわ。
古田なんかもバッティングじゃなくて盗塁阻止率に注目してたもんだ。
ガイエルさんにいたっては死球の面白さを知らしめてくれたし。
ヤクルトファンでセイバーメトリクスファンってのは結構いると思う。
数字は面白いのよ。
あれこれ見方を変えると笑えてくる場合もある。
元隊長が上げてくれたデータとかは笑えるデータだと思うんだ。
● ホームランダービー
バレンティン(ヤ) 12本
オリックス 8
ベイス 8
ペーニャ(ソ) 6
西武 6
稲葉(日) 5
ヤクルト(バレンティンを除く) 5
バルディリス(オ) 4
スレッジ(日) 4
阿部(巨) 4
平田(中) 4
新井貴(神) 4
ブラゼル(神) 4
ニック(広) 4
3. 不幸を笑う
ヤクルトは毎年ピッチャーが故障するのよ。
今年は誰が故障するかなあ、なんてのも楽しみになってたりする。
今年も由規を筆頭に順調に故障してるなあ。
でも主力の故障は新人が出てくる良い機会ではあるのよね。
この新人はどう面白いのかなあ、と。
4. リサイクル大好き
他球団から貰ってきた戦力もヤクルトに入団すると
面白くなったりするのよね。
野村再生工場なんて言われてこともあるけど、
そもそも故障者が多い分、修理のノウハウが他球団より多いだけじゃないかのう。
小野寺、上がってこないかなあ。
知り合いの西武ファンは小野寺が投げると試合を壊すから大嫌いだった、
とか言ってたけど、それが味じゃないか、と思うんだ。
5. ヤクルト以外も好き
ヤクルトでちょっと活躍すると、他球団にドナドナされちゃうのよね。
いつものことなので、裏切者!!、なんてまったく思わない。
外でも頑張ってるなあ、って思って応援するのだわ。
広沢なんかホント偉いと思うし、稲葉さんもちゃんと活躍してるなあ、と思うんだ。
尾花が横浜の監督やってた頃には、大変だけどがんばれー、って応援してたし。
で、必然的にヤクルト以外にも目を向けるようになるのだ。
そうすると、どこのチームにも面白プレイヤーがいるのに気付いて、
そうこうしてるうちに野球全般がいつの間にか好きになってたりする。
ヤクルトファンは良いよ。
みんなヤクルト飲もうよ。