同僚によると、例外処理と真面目なオブジェクトサポートがないので、
PHP4 で真のフレームワークは作れない、らしい。
そもそも PHP の目的は、お手軽にウェブにアプリケーションを
埋めこみたい、っていうことだと思うので、
お手軽なものじゃなくてちょっと大きめのアプリケーションを
作るのであれば、PHP じゃなくても良いような気がする。
むしろ言語能力的に PHP で大きめのアプリケーションを
作るのはつらいんじゃないかと思う。
PHP は クライアントサイドにおける JavaScript と
同じようなものと思うべきじゃないか、と。
で、お手軽は、ツールやライブラリでも解決可能なので、
ちょっと前までは、PHP 捨てー、とか思ってたんだけど、、、
最近は考えがちょっと変わってきてて、PHP の持ってる、
「即物的お手軽感」、やったことがすぐ見える感覚、
ってのはとても重要なことなんじゃないかと今は思っている。
WiKi が流行るのも「即物的お手軽感」があるからだと思うし、
VB が猛威をふるったのも「即物的お手軽感」があったからだと思う。
テキストデータも「即物的お手軽感」があるな。
コンピュータ関係で流行ったものを見てくと、ほとんどが
このキーワードにあてはまる気がする。
BASIC、C、UNIXシェルコマンド群、HTML、CGI、JavaScript、
PHP、スクリプト言語、AT互換機、インターネットプロトコル群、
Blog、などなど。
逆に、良いけど流行らないものは「即物的お手軽感」が
足りない、ということが多いような気がする。
今後流行りそうなものもこのキーワードである程度予測できるかもね。
Java も JSP がなかったらこんなに流行らなかったかもしれない。