http://nais.to/~yto/clog/2005-02-23-3.html
引用の引用になっちゃうけど。
オープンソースのグループウェア・システムを作ろう!
なんてのはうまく行きっこないでしょう、という話。
まあそりゃそうかも。
グループウェアなんてものは作る側からすると面白いものじゃないし。
作る側の論理で作れるものじゃないとオープンソースソフトウェアは
成立しないような気がする。
作る側の論理というのは、
- 面白いの作った、便利だから使ってみて
- 技術的に楽しい、いじると楽しい
- ちょっとした工夫でこんなに便利、これって COOL ?
- 一緒になにかやろうぜ!
- 便利なの作ったけど保守はやりたくない、後はよろしく
- インターフェイスは適当でOK、ロジックのほうが楽しい
- 作った人が便利。一人で使って便利。
こんな感じの心かな。
他にもあると思うけど。
グループウェアの開発には上の要素ってあんまりない気がする。
ただまあ、オープンソースという仕組みを利用することに
ビジネス的メリットもある、ということがわかってきたので。
商用開発と同じように開発した製品を、
なんらかの目的があってオープンソースにする、
ということはあると思う。
ちなみに、一方でグループウェア等を使う側のユーザはと言うと、
業務に使うアプリケーションは
- 導入コストは少ないほど良い、パッケージGood、ASP最高
- メンテナンスフリーが良い、パッケージGood、ASP最高
- 業務を効率化して欲しい、使う技術はどうでも良い
- インターフェイス重要
こんな観点から選ぶかな。
アプリケーションがオープンソースだろうが商用品だろうが、
わりとどうでも良いことだったりもする。