Prev / Next / /home/pochi/ChangeLog

正論は不条理に太刀打ちできない[ネタ]

2005-07-01

http://d.hatena.ne.jp/dogplanet/20050624/p1

正論は一見正しそうなんだけど実は本当に正しいの?、
と言われると実はそうでもなかったりもする。
公理系のとり方によっては正論も正しくなくなっちゃうのよね。
不条理なことに遭遇した場合には、公理系が違うのね、
じゃあ仕方ない、その公理系で話しましょ、
と割り切らないといけない。

ちなみに確実なものは何もない、というのはゲーデルの
「不完全性定理」あたりを勉強すりゃわかる。

Wikipedia 「不完全性定理」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%AB%E3%81%AE%E4%B8%8D%E5%AE%8C%E5%85%A8%E6%80%A7%E5%AE%9A%E7%90%86

絶対に間違ってる、絶対に正しい、っと言えるのは、
あくまで前提条件、つまり公理系がきちんとしてて、
その上で議論できる場合だけなんだけど、、、、
その公理系が正しいかどうかは証明できない、と。


余談。
確実なものは何もない、ということを受けいれるのは、
多くの人にはすごく困難なのは確かだと思う。
特に認知モデルが単純な人。
そのために宗教とかがあって、それによって、
社会はうまく機能してるんだと思う。

Referrer (Inside): [2013-07-18-1]

permlink