エンジニアが30歳までに身につけておくこと
話題になっていた本を今頃読んでみた。
たしかに面白い本だね。
根底にあるのは「エンジニア」って良いよ、という信念。
たしかにそう思うね。
でも良い仕事をするにはいろいろなノウハウが必要で、
そのノウハウは意外と教わる機会ってないのよね。
それをある程度まとめてる、というだけでこの本の価値は
高い気がする。
山のようにある仕事のノウハウ本と内容はかぶるけど、
エンジニアの視点で書かれている、というのは貴重。
エンジニアはコミュニケーションに弱点があるのは事実で、
そこをわりと重点的に書いているというのも良いね。
- ニンジン(確認・迅速)付きホウレンソウ。
- 上司からの質問には Yes/No で応える。
- 部下への質問は Yes/No で応える形ではなく開かれた質問にする。
- 部下への指示は具体的に。やりかたは任せる。
- 主張をする場合にはDESC法が有効
describe: 描写する、状況を客観的、具体的に述べる
explain: 説明 自分の気持ちを建設的、冷静、明確に説明
specify: 提案 意見、解決策などを具体的、現実的に提案する
choose: 選択 意見が受け入れられなかった場合の積極的な選択肢を述べる
- プレゼンテーションは「起承解結」が基本
この辺のノウハウはすぐに役に立ちそう。
知的所有権についての解説も良くまとまっている。
良い本なのでブックオフ等で見かけたら買っとくよろし。