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システム構築の趣向の違い[computer]

2006-08-29

続・プログラム・デザイナー宣言
http://blog.livedoor.jp/lalha/archives/50058753.html

このブログでは、プログラマを趣向、考え方別に、

- 職人プログラマ
- プログラム・デザイナー
- UIデザイン・プログラマー

という分類をしてる。
フロントエンドの人の分類軸としては良いかもね。

バックエンドも含めたシステム設計、構築においては、
以下のような分類ができるかな。

1. ロジックマンセー型
2. データ構造マンセー型
3. プロトコルマンセー型


1. ロジックマンセー型

- プログラマはこのタイプが多い
- 処理の流れでシステムを考える
- 現場意識が強い
- 力技が得意
- 狭い世界に閉じこもりがち
- COBOL や Java を好む
- ロジックを実現するために、データベースやネットワークがある
  と考えている。
- 最終的にシステムを作るのは自分達だと思っている
- 頭が悪い、と思われがち


2. データ構造マンセー型

- DB屋はこのタイプが多い
- データ構造でシステムを考える
- 良いデータベースを作ればシステム構築は
  約束されている、と思っている。
- 現場でどう使われるかはあまり意識しない
- ロジックは書いたら負けだと思っている
  自動生成があたりまえだと思っている
- SQL が大好き
- ロジックも、プロトコルもデータベースに付随するもの、
  と考えている
- システムの能力を決定するのは自分達だと思っている
- 頭が固い、と思われがち


3. プロトコルマンセー型

- ネットワーク屋はこのタイプが多い
- システム内外の通信プロトコルでシステムを考える
- システムは繋ってなんぼ、と考えている
- まず通信ありき、と思っている
- 堅牢性より柔軟性、拡張性を重視する
- 多少一部のシステムに不具合があっても、プロトコルを
  きちんとしていればシステムを柔軟に改変できると思っている。
- コードを書くのも、データベースを作るのも、そこそこできるけど嫌い
- スクリプト言語を好む
- ロジックも、データベースも通信するデータの元ネタ、
  だと考えている
- システムの将来性を決定するのは自分達だと思っている
- ちゃらんぽらん、と思われがち


偏らずに、考え方のバランスを取るのが理想かな。

頭が悪くて、頭が固くて、ちゃらんぽらん、と思われたら勝ちだ!

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