税源委譲による増税(-->[2007-06-07-1])という日記を書いたら、
コメントが付いていた。
所得税と住民税を足したら同じになる、っていうのは
やっぱり嘘っぽいねえ。
全文引用。
はじめまして
Googleで「税源委譲 増税」とすると最初に貴ブログが出るので、
他のところへ投稿した内容を投稿させていただきます。
ご迷惑でしたら削除してください m(_ _)m<br>〔以下本文〕
住民税は前年の収入に対してかかるから「住民税を平成19年度に
増税するなら、所得税は平成18年に減税していないとおかしい」
ということを気付かない人が多いようです。
今回は、平成18年中の収入に対して
「所得税は変わらず、住民税が変わった」ので、
課税所得約1050万円以下の人は実質増税、
それより高収入の人は実質減税を1年分行ったことになります。
だから、3兆円規模の税源委譲というのは
「3兆円規模で低・中所得層が高所得層の税金を引き受けた」
ことになります。
私は役所の窓口で「所得税と住民税を足したら同じになります」
と説明しないといけない仕事なのですが、
こんな説明で納得する人ばかりなのでとても悲しいです。
でも「こう説明するように」と決められているから。。。。
ちなみに、老年者控除の廃止という「所得税増税」のときは
所得税が平成17年に増額となり、住民税は平成18年度から増
額されました。
今回は「所得税減税」だから、国は、みんながわからないなら
1年分遅らせて実施しようとしたのだと思っています。
騙されるほうも悪いんだろうけど、騙すほうはもっと悪いよな。
追記)
以下に詳しい話が載ってた。
「住民税が2倍に増えた」「自営業者はツラい」の謎を探る
http://www.gamenews.ne.jp/archives/2007/06/2_44.html