機器構成管理ツールの RackTables はとっても便利。
RackTables
http://racktables.org/
- 機器の情報を管理できる
- 機器の置いてあるラックの状況がビジュアルで見える
- IPアドレスの利用状況も把握できる
- VLANの管理もできる
- 仮想サーバの管理も可能
- ドリルダウンで情報を辿っていける
残念ながら deb パッケージにはなってないけど、
わりと素直にインストールできる。
ほぼ以下のサイトと一緒でOKだった。
Installing RackTables Ubuntu Server
http://www.the-tech-tutorial.com/?p=1346
まずは、下準備で、LAMP環境を作って、php5-gd をインストールしておく。
何も入ってないサーバだと以下のような感じ。
sudo apt-get install wget
sudo apt-get install tasksel
sudo tasksel install lamp-server
sudo apt-get install php5-gd
RackTablesのソースを拾ってきて展開。
RackTablesのバージョンや展開先は適当に修正すること。
cd /tmp
wget http://sourceforge.net/projects/racktables/files/RackTables-0.19.13.tar.gz
tar xvzf RackTables-0.19.13.tar.gz
sudo mv RackTables-0.19.13/wwwroot /var/www/racktables
MySQLを設定する。
MySQLのrootのパスワードが設定されてなかったら、
dpkg --reconfigure mysql-server でちゃんと設定しておく。
mysql -uroot -p
create database racktables;
grant all on racktables.* to root;
grant all on racktables.* to root@localhost;
grant all on racktables.* to rackuser;
grant all on racktables.* to rackuser@localhost;
set password for rackuser@localhost=password( 'rackpw' );
ブラウザで以下にアクセスして順番に進めていく。
http://web-URL/racktables/?module=installer
途中で、secret.php に書きこみをできるようにしろ、
と言われるので、言われるとおり secret.php を作ってやる
touch /var/www/racktables/inc/secret.php
ubuntu@lxctest:/tmp$ chmod 666 /var/www/racktables/inc/secret.php
管理者のパスワードを適当に設定すれば完了。
基本的な使い方は以下。
1. ラックスペース作って
2. ラックを立てる
3. IPアドレス空間を作る
4. Object を登録して情報を埋めてく。
VLANを設定したり仮想サーバを入力したりも
わりと直感的にできる。