Prev / Next / /home/pochi/ChangeLog

対立の構図 対立は恥ずかしいこと[コラム]

2012-08-16

http://takedanet.com/2012/08/post_4860.html

利害関係で対立するのは仕方ないとしても、

「意見が対立するというのは、分からないことか、隠していることがあるから」


無知が対立の原因になることは多いと思うんだ。

知ることは大切。
対話重要。
相手の立場に立つことも大事。
一生懸命考えることも必要。

良く調べて、相手の立場に立って一生懸命考えると、
見えなかったものもボヤーっとわかってくる。

竹島、北方領土、尖閣諸島等の領土問題、
原発がなぜ止められないか、
なぜ消費税を上げなければいけないか、
なぜ少子化を止められないのか、

相手の立場に立つと、なるほどなあ、ってのがいろいろ見えてくる。

半島の人の立場に立てば、無茶を言わなきゃいけないせつなさも見えてくる。
ロシアから見ると、日本は歴史的に相当ヒドい国に見える。
原発は核兵器製造のため国防上絶対必要だと考えてる人もいる。
国の財布を預かる人達にだけ見える重い問題もあるんだろう。

好き嫌いっていう本能的な対立はある程度仕方ないとしても、
ちゃんと相手のことを考えると本能的な壁も超えやすいはず。

あと、様々な問題は、なんとかしろー、って叫ぶだけじゃ、
絶対に解決できないのよね。
オギャー、って叫ぶだけでなんでもしてもらえるのは赤ちゃんだけ。

じゃ、どうするか、というと、利害関係にある当事者同士が、
問題を整理した上で、対話を重ねて落としどころを決める必要がある。
ただ社会に関することは、当事者が多すぎるのよね。
なので以前は全員の対話は不可能で、エレガントな解決には
預言者や独裁者が必要だったんだけど、インターネットが
発明されたことだし、社会的問題のもうちょっとうまい解決方法は
発明されないものかねえ。

まあ、素敵な発明があるまでは、自分の手が届くところを
ちょっとずつ良くしていく、ということぐらいは
庶民としてやっていかなきゃいかんのだろうな。

関連)
韓国からの日本への「国際的いやがらせ」にどう対処するべきか? --> [2012-07-14-3]
帝政ロシアにおける民衆の政治意識 --> [2006-05-09-5]

permlink