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「インターネット」という言葉をどう捉えているか[インターネット]

2012-09-21

インターネットの捉え方が全然違ってて話が噛み合わないことがある気がする。
インターネット、っていう言葉は再定義し直した方が良い気がするんだ。


1.私が「インターネット」と思ってるもの。多分古いエンジニアもこんな感じ。
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様々なネットワークがルータやゲートウェイによって繋ってるもの全部の総称。
ネットワーク毎に使ってるプロトコルもポリシーも違うのはあたりまえ。
IPv4もIPv6もパソコン通信もスマホも繋がってればそれはインターネットの一部。
国家レベルの巨大なファイアウォールがあってもそこはそこのポリシーだからOK。
とりあえず、なんか繋がってて、通信ができればそれだけで素晴しい。
繋ぎたかったら関係者がみんなで頑張って繋げる。
繋がらなかったら関係者がみんなで頑張って直す。
幸せはみんなで作るもの。

命名案 -> 原始インターネット


2.新しめのエンジニアが考える「インターネット」
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IPというプロトコルで世界中で繋がっているネットワーク。
エンドツーエンドで、パケットを通すことが大事。
パケットを通さないようなフィルターはムカつく。
技術はどんどん進化するので、それに応えていかなければいけない。
どんどん、速く、便利にしていかなければいけない。
俺達が頑張ってインターネットを良くするぜ。

命名案 -> 善意的インターネット


3.ウェブ系のエンジニアが考える「インターネット」
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インターネットはサーバやOSと一緒。工具やパーツの一つ。
便利だけど、時々原因不明で機嫌が悪くなる。
腹が立つけどまあそういうもの。
インターネットを恰好良く使いきるのが俺達の仕事。

命名案 -> 工具的インターネット


4.一般人が考える「インターネット」
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メールやホームページが見れる便利なもの。
とりあえず便利。
プロバイダーに契約したりは面倒。
パソコンも面倒。
携帯やスマホはすぐ繋がって便利。

命名案 -> 道具的インターネット


5.インターネットを売る人にとってのインターネット
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売れるものが沢山あって嬉しい、お金になりそう。
でもその割に売れないなあ。
もっと売れるものないの?
しかも良くわからない。
わかりやすくならないの?
もっと良いインターネット作ってよ。

命名案 -> 飯の種インターネット


6.研究者が考えるインターネット
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興味深い研究対象。
問題沢山、解決方法沢山、宝の山、論文書き放題。
研究が社会を良くするかもしれない。
飯の種。
今のインターネットは良くわかんないけど別にいいよね。

命名案 -> おもちゃインターネット


7.クラッキングが好きな人が考えるインターネット
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面白いおもちゃ。
お金にもなる。
うけけ。

命名案 -> あぶないインターネット


8.政治家や宗教家が考えるインターネット
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便利だけど危険な仕組み。
制御したい。

命名案 -> マインドコントロールインターネット


他にもあるかな?
あなたのインターネットはどれ?
あなたの隣人のインターネットはどれ?

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