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Open Source Conference 2014 Tokyo/Spring[computer][イベント]

2014-02-28

https://www.ospn.jp/osc2014-spring/

明星大学にて。
100回目の開催。
楽しい文化祭よね。

ブースを回ったり、人をつかまえて話を聞いたり。

いくつか面白かったものをピックアップ。


○OpenContrail
--
OpenStack の Neutron(OpenStack Networking)を、
Juniperっぽいソリューションに置きかえたもの、という理解で良いのかな。

- ネットワーク部分をリアルルータに外出しして、トンネルをMPLSで作っちゃう。
- MPLSなので、実績もあるしちゃんと動くよ。
- 今までの管理ツールで監視やトラブルシューティングができる。
- MPLSなので、VLANの変な制限もないし、RSVPとかでQoSもできちゃう。
- リアルルータの代わりに仮想ルータもあるよ。

という感じのものか。

OpenStack で、さくっとネットワークを作ろうとすると、
nova-network を使うことになって、そこが弱点になっちゃう。
なので、Neutronがあるけど、そこの実装がいまいち信用できない。

ってことで、マルチテナントの、サービスを動かすなら、
OpenContrailは現時点ではかなり良さげな気がした。

ただ、DevOps的なツールは入ってないっぽいので、
そこをどうするかは考えないといけなさげ。

とりあえず、いじってみるか。


○UltraMonkey-L7
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プライベートクラウドを作ったときに、ロードバランサをどうするか、
ってのは結構悩ましい。
こういうソフトウェアロードバランサを使うってのは一つの解だよなあ、
ってことで話を聞いてみた。
とても実績があるっぽいので、これもいじってみなきゃだなあ。


○Clonezilla
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仮想環境でのマイグレーション用に便利かもだ。
ノウハウを溜めておくほうが良いかも、と思った。


○Apache Camel
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インターネット上のデータのルーティングエンジン。

大部前に流行った、Pluggerをもうちょっと真面目に実装したイメージ。
ウェブ上のデータを拾ってきて加工して、別のウェブを叩いたり、とか、
そういうことが自動化できる。

データベースも叩けるので、ちょっとしたEAI的用途にも使えそう。

結構前からあるプロジェクトだったけどまったくチェックしてなかった。


○concrete5
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良さげなCMS。
いろいろ話を聞いてみたけど、やっぱりWordPressあたりより、
汎用的に使えそうだよなあ。
他のCMSより恰好良いし。
JANOGのイベントページで使えるかどうかは、とりあえず実験してみないとだな。


○DELLテックセンター
--
http://ja.community.dell.com/techcenter/

DELLが運営する技術サイト。
誰でも投稿できるらしい。
面白げな情報が結構あるな。

ここにあるリファレンスアーキテクチャ↓のセミナーを聴講。

OpenStack™ Solution 向けのDELLクラウドソリューション
リファレンスアーキテクチャ日本語版
http://ja.community.dell.com/techcenter/m/mediagallery/680.aspx

ちょっと古いペーパーだけど参考になるわあ。

でかいL2を作るってのは、今は駄目。
ブロードキャストが帯域を食いつぶすことになる。
なにか壊れたときに、一斉にarpしたり、いろいろ酷いことになる。
大きくなればなるほど、細かくL2を切るべき。

3層構造はやめるほうが良いかも。
coreを経由するときだけ遅い、とかいうことをなくす。
2層構造にして、L2は細かく切る。
管理ポイントが増えるのは、いろいろ考えてカバーする。
管理ツールを導入したり、そもそも管理をしないとか。

L2を細かくすると、VMの移動がしにくい、は過去のこと。
今はVMWareや、OpenStack側で対応できるようになった。

ボックス型の製品のほうが増えてきてる。消費電力的に有利。
シャーシ型は電力的に微妙。

Referrer (Inside): [2014-03-06-1]

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