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インターネットの普及がもたらした学習の高速道路と大渋滞[computer]

2005-03-16

http://blog.japan.cnet.com/umeda/archives/001909.html
だいぶ前に話題になってページなんだけど、高速道路整備の
恩恵を受けるのは若い人だけじゃないかも。
私の少し上の年代で、パンチカードを経験した最後の世代の人間と
話をしてちょっと思った。

彼はずっと汎用機を経験してて、オープン系の技術に触れてから、
3年ぐらいしか立っていない。
でも、すごいいきおいで技術を修得して、
今ではEA(エンタープライズアーキテクチャ)的考え方に
もとづいた提案や設計から、テスト駆動による実際の実装部分まで、
すべて一人でできていて、実際にバリバリ仕事をしていたりする。
しかもセミナーの講師までやってたりする。

師匠なしですべて独学で勉強した。勉強は本やインターネットが
あればできるじゃん、
師匠がいればもっと楽なのかもしれないし、応用も効くかもしれない。
でも、王道であれば、特にそれで問題ないよ。

と言われてしまう。
実際にできてるから説得力がある。

もちろん15年汎用機をやってきた蓄積も今の業務に生きている。
たとえば以下のようなことね。

- モデリング時の業務フロー図作成等は、昔のプログラム入力前の、
  フローチャート作成のノウハウがそっくりそのまま使える
- 汎用機は業務全体を見るのがあたりまえなので、
  その観点からシステムを見ることができる。

すげーわ。

ちなみに仕事っぷりも緻密。
私と同じB型とは思えない。

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