http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20051029/p1
日本企業には、あるいは日本の技術の現場には、
「概念」に全く価値を感ぜず「現場」にこそすべての価値が
あると考える人が圧倒的に多いということだ。
そういうがちがちの現場主義の人が、歳をとって
経営者になるケースもこれまではかなり多かった。
「概念」に価値を見出さない人からは、「口先だけの話はいい、
とにかく手を動かせ」的な言葉が出ることが多い。
そういう経営者は、自分の勝ちパターンで勝ち続けられる
時代にはいいが、大きな変化にとても弱い。
極論すると、経営者は現場のことをまったく知らなくてもOK。
正しい情報を集めてきちんと判断すれば舵を取れる。
経営者は判断能力がとても重要。
技術者が技術の研鑽を欠かさないように、
経営者も判断能力の研鑽を欠かさない。
Web 2.0 という良くわからない概念を理解しようとすることは、
経営者の研鑽として、とても良いことのような気がする。
経営者も大変だね。