http://kaoriha.org/nikki/archives/000304.html
そうそう、いうまでもないが、Webサーバを中心にしたCMSはすべてクソだ。
そこまで言わんでも、と思うけど、まあ残念ながら、
ウンコな実装がすごく多いのは事実だと思う。
ここに書かれている、
- コンテンツの基本的な単位はファイルであるべきだ。
- 作業用コンテンツ(ファイル)は、CVSやSubversionのように、
ローカルディスク上にコピーすべきだ。
- 変更のコミットは、ファイルの保存とは別動作であるべきだ。
- ファイル名の変更管理はCMSの核心である。
- リポジトリ内のファイルには必ずワークフロー情報が付随するが、
逆は真ではない。
ということは、いちいちなるほど、と思った。
でも、CMS の実装を考える前に、そもそも CMS の目的って何よ、
という話もあるんだよね。
あまりにも多くの目的や期待を CMS というものに持たせすぎた、
というのが「CMS が死んだ」と言われる理由なんじゃないかな。
CMS のエッセンスを含む、目的がある程度はっきりしたシステムは、
今もどんどん増殖中だしね。
- Wiki
- Blog
- シェアポイントサーバ
- ファイルサーバと検索エンジンの組合せ
「全部が CMS になる」というのは、たしかに素敵な夢だけど、
残念ながら、まだ現実じゃないんだよね。
そういう妄想に取りつかれた人を見たら、CMS 病だね、
と、やんわり言ってあげると良いのかなあ。
ちなみに「Wiki でなんでもできる」という病気もある。
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