http://www.47news.jp/CN/201307/CN2013071701001892.html
具体的な小澤の不等式は、wikipediaを見るのが良いのかな。
Wikipedia - 不確定性原理
詳細は本を読むべし。
ハイゼンベルクの顕微鏡~不確定性原理は超えられるか
小澤の不等式はノーベル賞級ではあるけど実際に賞が取れるかは当落線上かな。
運が良ければ取れるとは思う。
真面目な理系の若者は、
ゲーデルの不完全性定理により自分の正しさは自分では証明できないことを知り、
ハイゼンベルクの不確定性原理により見るだけでも相手に影響を与えることを知り、
世の中に絶望し、達観し、そして前を向いて歩き始めるのよね。
私も理系なので不確定性原理は心の琴線に刺さるわけさ。
関連)
正論は不条理に太刀打ちできない --> [2005-07-01-5]
ところでメディアによっては小澤を小沢と書くのはなんでなんだろ?
異字体も認めたほうが楽しいと思うんだけどなあ。
複数の異字体 → 同一字体、は、フィルターやらAdd-onで
技術的に簡単に実装できるけど、逆は無理だしねえ。
http://wired.jp/2012/05/20/geeks-guide-brian-greene/
最新の物理学は、直感に反するような仮説が沢山出てきて楽しい。
歴史的には、力と運動について説明する原理を考えることで、進歩してきた経緯がある。
wikipedia の統一場理論の歴史の項からピックアップ。
Wikipedia - 統一場理論
自然物理学の歴史は力の統一の歴史といってもよい。
アイザック・ニュートンは天体の力と地上の力を万有引力として統一した。
..
ジェームズ・クラーク・マクスウェルは電気力と磁気力を電磁気力として統一した。
..
スティーヴン・ワインバーグ、アブドゥス・サラムは電磁気力(電磁力とも呼ぶ)と
弱い力を電弱統一理論として統一した。
だいたいこのへんから、辿ってつらつらと眺めていけば、
なんとなく今の素粒子物理学の現状がわかってくる。
時間潰しにもってこいだし、面白い。
wikipediaは素晴しい、と思うんだけど、残念ながら、
日本語版は全然最新の状況に追随できてない。
今だに超弦理論が最新理論として書かれている。
英語版だと、ちゃんとホログラフィック理論もかなり詳しく書かれている。
Wikipedia - holographic principle
今の主な研究対象がブラックホールになってることもわかる。
そこからのリンクにある情報も充実しまくり。
ちゃんと勉強するには英語に苦手意識を持ってちゃ駄目なんだろうなあ。
幸いなことに、Google翻訳とかで、意外と読めちゃう。
勉強するには良い時代になったもんだと思う。
どうしても日本語で読みたい場合は「ホログラフィック理論」でググれば
ある程度は読めるしね。たとえば以下のサイトとか。
★天使回廊からの夢☆
http://ange2001.jugem.jp/?eid=174
ホログラフィック理論の話
http://bonnokakurega.seesaa.net/article/17632757.html
宇宙ホログラム説、ホログラフィック宇宙論について - 物理学 - 教えて!goo
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6319117.html