http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120607-00000002-toyo-bus_all
ちきりん 官僚には、市場原理に任せてはいけないとの感覚があるのでしょうか。
野口 当然あります。それは、彼らの非常に重要な信念です。
ちきりん なぜなのでしょうか。
野口 答えは非常に簡単です。法学部の卒業生だからです。
http://guccipost.jp/cgi-bin/WebObjects/12336a3d498.woa/wa/read/sq_137bf28f252/
今回の欧州危機がアメリカ危機だとか日本危機だとか、
になると書いているのは大嘘で、要するにアメリカなどの金融機関が
ピンチなんだ、ということがよくわかりますね。
問題はいわゆるエマージングでして、ブラジル、中国なども含め、
外資から大量に借金をした国々が貸しはがしに合うわけです。
貸しはがし、というのは、借金を早めに返済するように圧力をかけることね。
貸しはがしに対応するために、無茶な紙幣発行をして、
下手うって、ハイパーインフレ、っていうシナリオもあるってことかねえ。
http://tokyo.atso-net.jp/pukiwikip/index.php?%A5%A2%A5%EB%A5%BC%A5%F3%A5%C1%A5%F3%B7%D0%BA%D1
BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)の
躍進が注目を集めている。
Wikipedia - BRICs
そういえば、ブラジルの隣のアルゼンチンってどうなってんの?、
と思ったのでググってみた。
Wikipedia - アルゼンチン
Wikipedia - アルゼンチンの歴史
1929年には、世界第五位の富裕国だったのか。
それが、いろいろいろいろあって、
1989年に年率4900l%のハイパーインフレを経験したり、
2001年に金融危機があったり、
ボロボロだったのか。
そんな状態なら、BRICSの仲間に入れてもらえないのも仕方ないのか。
でもその後は経済は回復してきているみたい。
アルゼンチンも新自由主義を廃して経済が回復した。
http://benli.cocolog-nifty.com/la_causette/2009/02/post-c49d.html
アルゼンチンも,新自由主義的政策をやめて政策転換を行うと,
たちまち事態は改善されていきました。
特に,最低賃金の引き上げの効果はてきめんで,1度に20%を
超える最低賃金の引き上げを断続的に行っていった結果,
アルゼンチンの失業率は,2002年には17.8%、12.1%2004年には12.1%,
2005年には10.1%,2006年には8.7%と徐々に下がっていきました。
最低賃金を引き上げたら失業率が下がるってのは面白い。
ひょっとすると前は働くほうが損になってたのかな?
日本の今の生活保護の現状みたいなものか?
最低賃金が生活保護下回る12都道府県で「逆転現象」
http://blog.goo.ne.jp/think_pod/e/dcc13473827dbabe3db0c78b8cca414a
こういう現状はさすがにマズいよね。
生活保護VSワーキングプア
http://www21.ocn.ne.jp/~curio/indxecon.htm
普通の人のためのプログラミングのページ、
みたいなものないのかしら。
経済学は、うさんくさく感じるけど、自然科学の仲間。
物理学なんかと考え方は近い。
考え方は
- 対象を見つける
- 仮説、モデルを考える
- モデルが適用できるかどうかを検証
- モデルが使えることがわければ、それを元に応用
こんな感じ。
他の自然科学と一緒。
モデルを用いることで、経済の世界を論理にもとづいて、
考えることができるんだけど、残念ながら、
単純なモデルではリアルな世界をすべて再現できるわけじゃない。
リアルな世界はあまりにも複雑だしね。
それでも、複雑なリアルな世界でおこることを、
なんとかモデル化してうまく説明してみよう、
というのが経済学の面白さでもあり難しさでもある。
モデル化して説明する、という点では他の自然科学も、
全然変わらないんだけど、経済学の場合は、
- リアルな世界との繋がりがわかりやすい
- ひょっとすると一攫千金?
という要素がある。
ウェブの世界でアサマシが流行る理由と一緒だわな。
結果がすぐにわかって、しかも実利がある。
山形浩生のページに翻訳があったので気軽に印刷してみた。
http://cruel.org/jindex.html
91ページもあった。
で、プリンタの前に行列を作ってしまった。
印刷しちゃった以上読むしかあるまい。むぅ。