RDB/OODB/XMLDBで比較する永続化設計
http://www.atmarkit.co.jp/fdb/rensai/javadb04/javadb04_1.html
まとめると以下のような感じかな。
速度面:
RDB > OODB > XMLDB
開発言語の選択肢:
RDB > OODB > XMLDB
データ構造の柔軟性:
RDB < OODB < XMLDB
OODB は開発言語で定義したオブジェクトをそのまま格納できる。
スキーマの定義が特にいらない。
XMLDB は非定型のデータも格納できる。
変化への耐性:
RDB < OODB < XMLDB
OODB の考え方:
オブジェクト指向の「手続きとデータは一体」という思想と一致。
開発言語、アプリケーションとの親和性が高い。
RDB におけるデータ独立性の考え方とはちょっと違う。
XMLDB を使う際の問題:
多くの言語は不定形データを扱うのは得意じゃない。
データの利用には普通はなんらかの前処理(バインディング)が必要。
役割り分担例:
RDB --> 勘定系 (定形で単純、大量のデータ、変化があまりない)
OODB --> 業務系 (定形で複雑なデータ、変化も多少ある)
XMLDB --> 情報系 (不定形なデータ、変化も多い)