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SugarCRM と Salesforce.com の使い分け[computer][SaaS]

2005-11-24

SugarCRM がそれなりにホット。

SugarCRM のインストール記事
http://pcweb.mycom.co.jp/column/yetanother/088/

SugarCRM商用版がCECを自社ブランドで国内展開
http://www.atmarkit.co.jp/news/200511/18/cec.html

Salesforce から SugarCRM への乗り換えたという記事
http://japan.zdnet.com/column/btl/story/0,2000052832,20084743,00.htm

参考)
オープンソースの CRM システム --> [2005-08-09-2]


Salesforce や SugarCRM を導入したいという場合は、
だいたい

- 業務の管理をしたい
- 業務の効率化をしたい
- 業務の高度化をしたい
- 業務状況を経営に生かしたい
- 人事管理をしたい
- 与信管理をしたい
- 商品管理をしたい
- コスト削減したい

というような要求があるわけだ。
この要求を満たすには、実はコンピュータシステムさえ
導入すれば OK っていうのは、まったくの嘘で、
システムを入れさえすれば OK なんです!、しか言わないコンサルがいたら、
背中に、あたまわるい、という紙を貼っても OK。
コンピュータシステムの導入は、必要条件であって、
十分条件じゃない。

ただ、十分条件じゃないとしても、最重要な必要条件であることは
間違いなくて、まともなコンピュータシステムを導入する、
ということは要求を満たすためには普通は必須。
今的な仕事においてはね。

で、システムを導入するにあたっては、

- なるべく低コストで
- なるべくリスクを管理し、低リスクで
- やりたいことを実現する

ということを考えて選定する必要があるわけだ。

Salesforce や SugarCRM のコスト的な違いだけピックアップすると、
以下のような感じ。

形態サーバ初期コスト運用コスト
Salesforce ASPサービス不要導入コンサル費用ユーザ数×利用料金
SugarCRM ソフトウェア必要システム導入費用システム運用管理費用

Salesforce はユーザ数に応じてコストが変化する、
一方 SugarCRM はユーザ数とコストは関係ない。
たくさんユーザでいればいるほど、SugarCRM のほうが、
コストメリットが出てくるわけだ。
使い分けのポイントはだいたいこの辺かのう。


で、蛇足になるけど、うちの職場はユーザ数が少ないわけだ。
なので Salesforce.com の研修を受けてたりする、と。
Salesforce.com、わりと良いよ。
もし興味がある人がいれば導入コンサルするので
気軽に言ってくださいませ。

Referrer (Inside): [2006-10-07-1]

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