http://www.makeleaps.jp/blog/2012/05/everything-ive-learned-about-selling-saas-in-japan/
フリーランス、中小企業向け、SaaS型、見積書、請求書作成ツール
http://www.makeleaps.jp/
これを日本向けにローンチするにあたってやったことのまとめ。
MakeLeaps、便利そうだ。
見積書作成、受発注、請求、入金確認、っていうプロセスを
サクっとできるツールって、安くて便利なものがあんまりないんだよねえ。
Salesforceの無料版を使えば、データの管理はできるんだけど、、、
Salesforce の1人分無料ライセンスの取得方法 -->[2005-06-15-4]
あれれ、ひょっとして、Personal Edition って
今は新規申しこみできないのか?
http://salesforce.blog32.fc2.com/
セールスフォース最悪〜、というブログ。
「セールスフォース」でググると、3位に来るのが笑える。
ツールは「使いたい人」がいるから導入されるんだよね。
Salesforce.com を使いたい人、はおそらく経営者やマネージャー。
そういう人が欲しい機能が揃ってるんだけど、
残念ながら「使う人」のことはあんまり考えてない気がする。
「使う人」から見ると、最悪〜、と思うことは、
結構あるんじゃなんじゃないかな。
もちろん、カスタマイズの自由度が高いので、
ちゃんとカスタマイズをして、ちゃんと運用をしながら使えば、
ほんとは「使う人」にとってもかなり便利なツールなんだよ。
道具を使うには知識が必要。
道具の導入にあたっては、学習コストをちゃんと見積らないと駄目。
学習コストを払えないなら、道具は導入しちゃ駄目だと思う。
セールスフォースは、CRM、SFA 等の概念がわかってないのに
導入しちゃいかんよ。
背伸びをせずにリテラシーに合った道具を使うべき。
免許を持ってないのに、車を買っても無駄。
勉強して免許を取るか、運転手を一緒に買うかしないとね。
http://journal.mycom.co.jp/column/svalley/206/
NetSuite は Salesforce.com の後を追う企業の一つで
これから SAP、Oracle、SugarCRM あたりと競争をしなきゃいけない、
まず勝ち目ないでしょ、と思ってたんだけど、
ひょっとすると見方を改めないといけないのかもな。
http://journal.mycom.co.jp/articles/2006/10/30/salesforce/
Apex という言語が使えるようになったので、
理論的にはどんなアプリケーションでも作れるんだろうな。
Excel でパックマンが作れたように Salesforce で FF が動いても
おかしくはない、と。
http://www.sailine.net/modules/eguide/event.php?eid=17
資料 --> http://www.pochi.cc/~sasaki/docs/20061007.SaaS.pdf
SaaS っていうのは、すごーく強力に進化した ASP のこと。
ASP という単語はビジネス的にイマイチで、イメージが悪いので、
マーケティング的に別の用語を使うことにした、と。
マーケティング的な用語なので、エンジニアには馴染みがない。
でも経営や企画をしている人、まあ日経コンピュータとか読んでる人、
の間ではブームになりつつある。
ビジネスにおけるシステムを使う理由は、
- コストを削減する
- 付加価値を付ける
の2点しかない。
この目標と達成するために、先人は様々なモデルや概念を発明してきた。
- パッケージ
- ASP
- オープンソース
- EUC (エンドユーザコンピューティング)
- EA (エンタープライズアーキテクチャ)
- SOA (サービス指向アーキテクチャ)
- agile 開発
SaaS は、これらの良いとこどりをしている。
- パッケージ同様、ソースはこれ一本
- ASPのメリットをそのまま受け継ぐ
- 標準、デファクトスタンダードを利用する
- EUC 的にユーザが自分のレポートや帳票を自由に作れる
- EA 的な全体アーキテクチャとしての整合性を持ち
- SOA の一部として他のシステムとの連携が可能
- 迅速にユーザの要求にその場で応える。まさに Agile。
とまあ、そんな話をしたわけなんだけど、客少なすぎー。
張り合いがないのう。
後半は、実際に導入するプロセスの話。
取材された雑誌の記事を読んだり。
その後、Salesforce のデモ!
- ログイン
- トップ画面
- 情報検索
- ダッシュボードによるリアルタイムで直感的な情報把握
- 豊富なレポート
- 差し込み印刷
- Web to リードによる、ウェブからの情報自動取りこみ
- CRM 機能
- SFA 機能
- AppExchange による機能拡張
- 他のウェブシステムとのシームレスな連携のデモ
- API、開発ツール、EAIツールのデモ
- カスタマイズの実演
やっぱりデモは受けが良いね。
時間オーバーだったので、触れられなかったことも沢山あったな。
- 無料で使えるパーソナルライセンスの話 --> [2005-06-15-4]
- JANOG19 の宣伝
- LL RING のビデオを見せる
- 演奏会の宣伝
これ、全部忘れたよ。。。。。
関連)
Salesforce の1人分無料ライセンスの取得方法 -->[2005-06-15-4]
Salesforce.com を他のシステムから使うためのライブラリ -->[2006-03-30-4]
Salesforce に関する雑誌取材を受けた --> [2006-06-30-1]
SugarCRM と Salesforce の使い分け --> [2005-11-24-5]
オープンソースの CRM システム --> [2005-08-09-2]
明日、
SaaS(Software as a Service) - サービスとしてのソフトウェア
〜 MCEA における Salesforce 導入を例として〜
という、インチキ臭いお題目で話をしなきゃいけないんだけど、
まだ資料、1枚もできてないんだよね。
がんばろー。
詳細は↓
http://www.sailine.net/modules/eguide/event.php?eid=17
https://www.salesforce.com/jp/landing/77event.jsp?d=70130000000CRmn
行ってきた。
いちおうユーザーだしな。
パネルセッションにちょっとだけ顔を出した後、
出展社ブース巡り、カタログ集め。
AppExchange のプロダクトも沢山出てきたし、
各社のカタログもバージョンアップしてた。
いくつか使ってみたいのもあるね。
Docomo でも使えるアプリケーションが出てた。
話を聞くと、iアプリの容量制限で大変みたいだけど。
ランチタイムは戦場のよう。
300〜400ぐらいのキャパの会場に、倍は入ってたんじゃないかな。
それでも食べものは沢山あってお腹いっぱいになった。
うな丼×2、いくら丼、寿司×2、蕎麦、マカロニ、ドリア、
から揚げ、魚のフライ、ケーキ、ムース、
クランベリージュース、コーヒー×2。
あきらかに食いすぎ。
担当してもらってる営業が、ヒアリングに来た。
- 会場も立派ですごく盛り上がってるのが良くわかる
- 料理もすごくおいしい
- 足りないのは綺麗なお姉さんですね。
とコメント。
最初のしか採用されなかった。
残念。
SalesForce を使った業務システムについて取材を受けた。
無精髭伸び放題の写真を取られた。むーん。
今作ってるのは、通常は Oracle とかで作る基幹データベースを
SalesForce で作っちゃう、という野心的なシステムなのよね。
そういうアクロバティックな選択をした理由は以下ね。
- 構築開始から利用開始まで短期間で済む
- システムを持たないので運用保守のためのコストが不要
- かなりの業務が、SalesForce のカスタマイズだけでできちゃう
- 他のシステムとの連携が極めて容易
- オフラインでもある程度使える
- 捨てるのが楽!!!
まあ、3年ぐらい使って、システムを用いた業務が軌道に乗ったら、
基幹データベースをちゃんと作って、SalesForce は
外部のサブシステムとして稼働させる、
という通常のシステム形態にするのが良いんだろうね。
ちなみにその頃には多分いないと思うので、次の人は頑張ってください!!。
職場で3月から使い始めていることもあって参加。
AppExchange 良いねえ。
SalesForce.com AppExchange
http://www.salesforce.com/jp/appexchange/
AppExchange は Salesforce.com を便利に使う以下の3タイプの
アプリケーションを提供してくれるサービス。
- Salesforce 標準の機能をカスタマイズして、
業務用に便利に使えるようにしたもの
- Salesforce と連携して Salesforce の一部の機能のように
利用できるウェブサービス
- Salesforce と連携する機能を持つ、スタンドアロンアプリ
アプリケーション一覧を見ればわかるけど、かなり沢山ある。
英語のアプリケーションだけどプロジェクト管理まで、
Salesforce + AppExchange でできちゃうのね。
デベロッパー登録すれば、開発したアプリケーションを
ここに置くこともできる。
API が充実してるので、連携させるのはわりと簡単だと思う。
自社パッケージがあったら、とりあえず Salesforce と
連携させてここに置いとく、というのもアリだよな。
Salesforce のユーザは、良いお客さんのような気がするので、
販売チャンネルとして魅力的だと思われる。
http://www.salesforce.com/jp/developer/projects_toolkits.jsp
一般的な開発用のライブラリは、ほぼ揃っている。
- Java ライブラリ
- Java サンプル
- Java パートナーAPIサンプル
- JSP サンプル
- .NET パッケージ
- C# サンプル
- Visual Basic .NET サンプル
- ASP .NET サンプル
- Office プラグイン
- WebSphere Studio プラグイン
- STAPI API
- メールから Case に取りこむサンプル
- パートナー企業が情報アクセスをするための Toolkit
- JBuilder ツールキット
- PHP サンプル
- Perl サンプル
SugarCRM がそれなりにホット。
SugarCRM のインストール記事
http://pcweb.mycom.co.jp/column/yetanother/088/
SugarCRM商用版がCECを自社ブランドで国内展開
http://www.atmarkit.co.jp/news/200511/18/cec.html
Salesforce から SugarCRM への乗り換えたという記事
http://japan.zdnet.com/column/btl/story/0,2000052832,20084743,00.htm
参考)
オープンソースの CRM システム --> [2005-08-09-2]
Salesforce や SugarCRM を導入したいという場合は、
だいたい
- 業務の管理をしたい
- 業務の効率化をしたい
- 業務の高度化をしたい
- 業務状況を経営に生かしたい
- 人事管理をしたい
- 与信管理をしたい
- 商品管理をしたい
- コスト削減したい
というような要求があるわけだ。
この要求を満たすには、実はコンピュータシステムさえ
導入すれば OK っていうのは、まったくの嘘で、
システムを入れさえすれば OK なんです!、しか言わないコンサルがいたら、
背中に、あたまわるい、という紙を貼っても OK。
コンピュータシステムの導入は、必要条件であって、
十分条件じゃない。
ただ、十分条件じゃないとしても、最重要な必要条件であることは
間違いなくて、まともなコンピュータシステムを導入する、
ということは要求を満たすためには普通は必須。
今的な仕事においてはね。
で、システムを導入するにあたっては、
- なるべく低コストで
- なるべくリスクを管理し、低リスクで
- やりたいことを実現する
ということを考えて選定する必要があるわけだ。
Salesforce や SugarCRM のコスト的な違いだけピックアップすると、
以下のような感じ。
形態 | サーバ | 初期コスト | 運用コスト | |
Salesforce | ASPサービス | 不要 | 導入コンサル費用 | ユーザ数×利用料金 |
SugarCRM | ソフトウェア | 必要 | システム導入費用 | システム運用管理費用 |
日本語のページには情報載ってないみたいね。
以下から申しこめば OK。
http://www.salesforce.com/products/personal.jsp
ここでアカウントを取得してログインすれば、
ちゃんと日本語化されてるので普通に使える。
- スケジュール管理
- 取り引き先管理
- 商談管理
- ToDo 管理
- ドキュメント管理
- Office との連携(契約書とか請求書とかね)
- メール等での定形文書の送信
- 各種レポート機能
あたりを無料で使えるので、個人事業をやってる人が使う
事業支援ツールとしては、かなり良いと思う。
意外と流行ってないのが不思議。
個人事業主をやってると、引き合いがいっぱい来るんだけど、
処理できなくてパンク!、というケースが結構ある。
Salesforce 等で引き合い(商談)の管理だけでもしとくと、
その日にやるべきこととが明確になるので便利。
さらにちょっと続けると、良質な客とそうでない客が
わかってくるので無駄な商談をしなくなる効果もある。
忙しい人ほど導入効果は高いと思うよ。
まあ類似のツールでも良いんだけどね。