IETFフォーラム・ジャパン2006 のパネルセッションで
もはや、インターネットを作ってきたカルチャーが、
スケールしなくなってきているんじゃないか。
という話があった。
もちろん、スケールしなくなってきたカルチャーはあると思うけど、
積極的にスケールさせていかなければいけないカルチャー
というものあると思う。
たとえば、TCP の実装における考え方として、以下の条文がある。
己のなすことには慎重たれ、
他人のなすことには寛容たれ
原文は RFC 793。
2.10. Robustness Principle
TCP implementations will follow a general principle of robustness:
be conservative in what you do, be liberal in what you accept from
others.
こういう考え方によって、インターネットは成りたっているよ、
というのは、積極的に社会に広めなきゃいかんのではないかな、
と、そう思うんだよね。