朝の会議のネタで、
証明力は大事だ!
問題を解決するには証明力をつけなきゃいけない!
何かあったときにいかに証明するか、
そのために必要なのは人間力だ!、
みたいな話があった。(意訳してるけどね)。
なんだかな〜、と思ったので整理。
まず「証明力」というものなんだけど、語感的には、
何かが正しいか間違っているかを理解し、説明する能力、
と定義するのが妥当。
証明をするにあたっては、問題をやさしく言いかえるのが重要で、
- 定義を明確にする
- 言いかえる
- 対偶を証明する
なんかのテクニックを知ってると証明力は上げられる。
でも、証明できたから物事がうまくいくわけじゃないよね。
物事をうまくやるのに重要なのは問題解決能力じゃないかしら。
その一要素として、証明力はたしかにあるけど、
証明できなくても解決できる問題って多いのよね。
証明よりも重要なのは、多分問題を共有するための
「説明」じゃないかしら。
説明(≠証明)に必要な能力というのは、
- 論理的に
- わかりやすく
伝えて、
- 意識を共有し
- 場の空気を読み、作る
というような能力で、ここではじめて、
- ノンバーバル(属人的)コミュニケーション重要!!
つまり、人徳、魅力、信頼、雰囲気、心をつかむ能力、
という「人間力」といわれるようなものが大事である、
という結論になるんじゃないかしら。
人間力を付けましょう、というのは、上司が部下に
言う言葉としては極めて正しいと思うんだけど、
論理展開をすっとばして、無理矢理こじつけようとするのは
あんまり好きじゃないなあ、とか思ったので書いてみたよ。
人間力が足りなくてごめんね ;-p
http://mcea.jp/eventannounce/
京王プラザホテルにて。
マイクロソフトと共同開催。
設営、ビデオカメラマンとして参加。
今後リリース予定の Windows Vista、2007 Office System、.NET に
関するロードマップ等について話をしてもらった。
ほとんどは知ってる話だったけど、良い整理にはなった。
評価用の Windows Visa BETA2 の DVD を貰った。
まだ余ってるけど欲しい人いる?
仕事関係で、委託予定先の人と会う。
聞いたことない会社だなあ、と思ったら、
かなりしっかりした企業だった。
わたしが無知なだけかと思って、周囲の人に聞いてみたら、
知ってる人は皆無。
知らない優良企業っていっぱいあるもんだよねえ。
ちなみにその会社↓
CAC
http://www.cac.co.jp/
しかもブログで話題になってるネタを知るために、
時々お世話になってる kizasi.jp の運営元でした。
kizasi.jp - 今日、ブログで話題になったことって?
http://kizasi.jp/
http://www.brainsellers.com/product/webbps/index.html
Web から、検索、登録、修正、をして印刷発注ができる。
仕上がりイメージはPDF形式で確認可能。
使おうかどうか考え中。
http://www.sailine.net/modules/eguide/event.php?eid=14
5月(-->[2006-05-20-1])の講師料をもらうついでに出席w
布施さんによる自宅サーバの話と瀬尾さんによるLINQの話。
Fedora の CD 配っといて、自宅サーバにするなら、
FreeBSD か Debian だよね、っていうのはまあお約束 ;-p
で、LINQ の話なんだけど、LINQというのは、Microsoft が
次期 Visual Studio 2007 の言語仕様に取りこむ予定の
データベースやオブジェクトへの問い合わせ方法。
問い合わせ先が RDB だろうと XML DB だろうとメモリオブジェクトだろうと
ファイルシステムだろうと、同じように、
from 場所 where 条件 slecet 書式 ;
こんな風に書けちゃう。
しかも、いろいろな書き方ができて、メソッドチェーンを使って、
nw.Customers
.Where(c=> City == "London")
.Select new { x.CompanyName, c.Phone };
こんな感じでも書けちゃう。
var というオート変数宣言をうまく使うのがコツだったり、
名前がないオブジェクトを作れたり、
従来までの VB とか VC++ と違って、なんか Ruby ちっくだな、
とか思った。
恰好良い書き方ができるのは、コンパイラも置き替えてるから、らしい。
でも LINQ の評価環境は日本語 Visual Studio には最新版は
インストールできないのよね。
OS は日本語の Windows でも OK だけどな。
パフォーマンスも悪いのは予想通り。
でもそこはチューニングすりゃ良いだけだな。
それにしてもやっぱり MS のテクノロジーって面白いよなあ。
良くできてるよー。
内職に日記書き書き、のつもりだったけどついつい聞きいってしまったよ。
研究会、ほとんど出たことなかったんだけど良いネタやってるのね。
土曜はバイオリンを弾いてることが多いので、
平日の夜に小規模なものやってくれないかなあ。
(とか言ってみる)
参考)
瀬尾さんのブログ - .NETの覚え書き
http://www.seosoft.net/weblog/dotnet/
この辺にいろいろ書いてくれるに違いない。
(とか言ってみる)
SalesForce を使った業務システムについて取材を受けた。
無精髭伸び放題の写真を取られた。むーん。
今作ってるのは、通常は Oracle とかで作る基幹データベースを
SalesForce で作っちゃう、という野心的なシステムなのよね。
そういうアクロバティックな選択をした理由は以下ね。
- 構築開始から利用開始まで短期間で済む
- システムを持たないので運用保守のためのコストが不要
- かなりの業務が、SalesForce のカスタマイズだけでできちゃう
- 他のシステムとの連携が極めて容易
- オフラインでもある程度使える
- 捨てるのが楽!!!
まあ、3年ぐらい使って、システムを用いた業務が軌道に乗ったら、
基幹データベースをちゃんと作って、SalesForce は
外部のサブシステムとして稼働させる、
という通常のシステム形態にするのが良いんだろうね。
ちなみにその頃には多分いないと思うので、次の人は頑張ってください!!。
経営陣にアイディア不足気味なので、現場レベルで経営的なことを、
考えなきゃいけないのよね。
ということで次の組織、事業戦略について関係者と相談。
案を作って、これで良い?、とスタンプラリー式に承認してもらって、
はじめて動ける、ってどういうことよ、とか思うけど、
まあ日本的ではあるな。
個人的には組織作りとか、トップダウン的な仕事って、
あんまり好きじゃない。
でも今の組織図の原案も、実は2年ちょっと前に
私がエイヤで作ったものだったりする。
はっきりと、人材不足なんだよね、うちの組織は。
本当は人事とか組織論とかの専門家の意見も聞かなきゃいけないんだけど、
そういうお金をかける気もなさそうだしなあ。むぅ。
まずは営業の方向性なんだけど、
- 契約、請求の精度を上げる
- 就業までの期間を短縮する
- 空き期間をなるべくなくす
- 契約条件が良い仕事に積極的にシフトする
こういうことをしていかなきゃいけない。
でも、今のやりかたじゃできないのがはっきりしているので、
営業組織をいじる必要がある。
- 今までどおりの営業をする部隊
- より良い案件に積極的にシフトさせていく部隊
- システムの活用により、取りこぼしていた案件を拾っていく部隊
- 営業事務をする部隊
こんな感じでわければ良いかなあ。
それに加えて問い合わせについては、コールセンター的な
ことをする組織を別に作って対処する、と。
次に広報なんだけど、広報の対象として、
- 組合員
- 応募者
- 一般のエンジニア
- 一般のビジネスマン
- 一般の人、家庭
- 一般の企業
- IT関連企業
- 取引先企業
こういうセグメントがあるわけで、
どういう目的で、何を広報するのか、ということを、
戦略的に決めなきゃいけないのよね。
ビジネスの種として広報を位置づけるのであれば、
真ん中のセグメントを、上下のセグメントに誘導していく、
ということをしなきゃいけないし、
ブランド化、という方向性を重視するなら、真ん中の、
マスを相手にしなきゃいけなくなる。
それぞれ、使うツールが違うので、メディアミックスして、
目的の効果が出るようにしないといかんのよねえ。
目的を決めないと、戦略とか組織とか決めらんないよなあ、
というのが今日の結論。
新しいインフラは、
- データセンターとオフィスを 100M の広域イーサで繋ぐ
- インターネットへはデータセンター経由で出ていく
という形にする予定。
そのインターネット回線を検討するために USEN の営業さんに
話を聞いてみた。
若い人が来るのかなあ、と思ったら、
生え抜き生え抜き、8年も在籍してた人がやってきた。
インターネットサービスを開始した時から営業をしてて、
電柱の写真を撮ったりした経験もあるらしい。
伝説の霧ヶ峰もちゃんと知ってた。
ってことで、昔話に花が咲いた。
USENの昔話については、南さんが JANOG 10 で発表してたりする。
http://www.janog.gr.jp/meeting/janog10/janog10-programs.html
今見ても、この資料は面白いよ。必見ね。
一緒に発表した田中さんの資料もね。
伏字ばっかりだけど、当日の朝の資料は、もっとやばいことが
沢山書いてあってとてもドキドキしたのよねw
ちなみに3年ぐらい前に USEN の回線はユーザーとして、
使ったことがあって、そのときには、
- 内部のネットワークはたしかに速いけど、
インターネットへの出口が遅い?
- スイッチが安いのか、ワームが流行ると即サービス不能?
という印象だったのよね。
おせじにも品質が良いとは、思えなかった。
でも、話を聞いてみると
- インターネットへの接続がかなり太くなった
- 今じゃ、トランジットも売ってる。しかも格安らしい!
- ネットワーク機器も、紫のものから、C社のものに交換!
ってことで、弱点と思われるところがなくなってるみたい。
まあ使ってみないとわからないけど、費用対効果という点では、
かなり魅力的だよなあ、と思った。
マイクロソフトの協力で職場で無料セミナーを実施。
Project は便利なのでたまに使う。
Pマーク取得のときに買ってもらったのよね。
セミナーでのネタ
- Project の最初のバージョンは 1984 年に出た。DOS版。
- 日本では ASCII が販売。
アメリカではかなり売れたが日本ではさっぱり。
これが原因で ASCII と MS は不仲になった
- Project の売上はプロダクト中6位。
SQL Server と同じぐらい売れている隠れたヒット商品。
- 次期 Project 2007 では UNDO が100回サポート。
今までは1回ですごく困ってた。
タスク名をクリックするとタスク名がすぐ消えちゃうし。
- 次期 Project 2007 ではレポート機能が強化。
Excel 形式で吐き出したりできる。
これもすごく困ってたので助かる。
Microsoft Project Standard 2003