http://gihyo.jp/news/report/2013/02/1402
http://gihyo.jp/news/report/2013/02/1503
これ、JANOG31とモロにぶつかってたのよねえ。
イベントが多くなってるので仕方ないっちゃ仕方ないけど、
なんだかもったいない気もする。
JANOGの帽子で他団体に殴りこみに行きまくれば交流できて、
良いのかも、とは思うけど、JANOGの帽子ってなんだ?。
コミッティは素直にかぶれるとは思うけど、
コミッティは現状でもかなり多忙だと思うんだ。
あ、wakamonogとかが殴りこみに行けば良いのかな?
がんばれ〜
http://tools.bgp4.jp/index.php?GeoIP
トラブルシュート、トラブルが起こった時の連絡先フォーム、が役に立つ?
そもそもトラブルが起きないのが一番良いんだけど。
http://www.janog.gr.jp/meeting/janog31/tutorial/routing.html
Mazの作った資料が素晴しすぎる。
ルータを触ってる人、触ることになる人は必読、みたいな感じ。
http://cellistmiya.typepad.jp/blog/2012/10/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%A3%E5%A4%89%E9%81%B7%E3%81%AE%E6%9C%AC%E8%B3%AA-mpls-japan-sdn-panel-session-1.html
http://cellistmiya.typepad.jp/blog/2012/10/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%A3%E5%A4%89%E9%81%B7%E3%81%AE%E6%9C%AC%E8%B3%AA-mpls-japan-sdn-panel-session-2.html
河野さんのブログ。
豪華なパネルセッションだったんだなあ。
歴史的事情を知るのはやっぱり大事だと思った。
- まず、プレーヤーが変わったということ。現在の主役は、データセンター技術者である。
...
- プレーヤーが違えば常識も違う。
...
たしかに今のSDNの実装、たとえばOpenFlowなんかは、
データセンターのための技術だと考えるとしっくりくる。
ただ、データセンター技術者が今の主役か、というと、
そうでもない気もする。
アプリケーション技術者のほうが数は多いと思うし、
新しい技術はもっと沢山出てると思うし。
それにしても昔のインターネットは素朴だったよね。
アプリはメールぐらいだったし、ネットワークを繋ぐのは
ルータぐらいしかなかったし。
全部のレイヤを一人で見れたのは便利なこともあった。
それが今は技術が細分化しちゃって、自分が見ているところ以外は
ブラックボックスになっちゃてっててどうも気持ちが悪い。
なんとかならんかなあ、って思う人もいるんだろうなあ。
SDNの盛り上がりを見てると、
データセンターで便利に使えそう、という現実を見てる人と、
昔みたいに全部のレイヤをオペレーション可能になる?、
という夢を見てる人の、2パターンがある気がする。
クラウドで盛り上がったときもそうだったけど、
夢派の人と現実派の人って、段々険悪になっちゃうんだよねえ。
そうならないと良いな、と思っている今日この頃。
http://wiki.tomocha.net/network_ISP_DCAddress.html
こういうのがネット上にあるのは大変にありがたい。
データセンターの場所を隠してるところは多いけど、
所在地は登記されてるし調べようと思ったら調べられるので、
攻撃側から見ると、隠すのってのは無駄なのよね。
でも、隠したい、って思ってる情報をインターネットにさらすのは、
スカートって階段の下からだとパンツ見える見える、
あー、いちごだー、って大声で言ってるのに近いかなあ。
パンツは本気の人にだけ見せたいものですぞ。
作成者は↓の人
女の子一人暮らしの自宅ラック公開 --> [2012-05-28-12]
夜の新橋であやしい飲み会。
風邪ひいてたので、みかんジュースしか飲んでないけど。
OpenFlowの誤解を解く話がメイン。
個人的にはいろいろ整理できてすごく有意義だった。
わかった上で使うとすごく便利で良い技術なのも再確認できた。
OpenFlow は、良くできたSDNの1つ実装なんだけど、
他にも面白そうなSDNは発明されるのかもしれない。
これからどんどん出てくるSDNを正しく理解したり
わくわくしたりするために、OpenFlowをちゃんと
いじっといたほうが良いのかな、と思った。
わりとすぐいじれる環境は作れるしね。
でも思ったことをすぐ行動には移せない駄目な子なのよねえ。
どうもインターネットのことが好きみたいなので登録してみたよ。
何回か聞いただけで放置してたんだけど Mission、Vision には
やっぱり共感できるし。
Mission
By connecting the world, collaborating with others,
and advocating for equal access to the Internet,
the Internet Society strives to make the world
a better place. At the foundation of our work are
a vision and a mission.
Vision
The Internet is for everyone.
ところで、そもそも Internet って何よ??、
って話はあるけど、まあ人の数だけ Internet があっても
良いんじゃないかな。
いっぱいあってもそんなに困らんでしょ。
ここから無料で登録できる↓
http://www.internetsociety.org
関連)
人によって「インターネット」という言葉の捉え方が違う
--> [2012-09-21-1]
http://www.ieice.org/ken/program/index.php?tgs_regid=3c073c508611e6638b7cc70adfc9e8b0af0983b2621add2402d67f5286233d18
午前中だけ出席。
○TSUBAME3.0の話。
ビッグデータ処理が普通になってくると、
データセンターにもスパコンが置かれるようになりそう。
スパコンはノートPCと比べても3倍省エネなのか。
エクサ(10^18)フロップスの脅威の世界が、2018年には来るのか?
これは今の世界中のコンピュータリソースをかき集めて達成できる数値。
すごい話だなあ。
○LISP等の新プロトコルの話
次世代ルーティングプロトコルはみんないろいろ考えてるんだなあ。
ただ、IDとLocatorを分離する、っていうのはどの方法でも重視してるけど、
そもそもIPアドレスをIDとして使うのが間違ってるんじゃないかなあ、
と個人的には思う。
プロトコルの設計をする際に、どのぐらいのクオリティを目指すか、
どういう目的で実装するか、ってのもしっかり定義して、
ちゃんと言わなきゃ駄目かもな、
と質疑応答を聞いててちょっと思った。
分散データベースの世界でのCAP定理でもわかるように、理想的なものを
すべて実現するのは物理的に無理なこともあるしね。
あー、でも想定外で使われてうまくいくこともあるか。
CAP定理等については以下のサイトとか参照↓
クラウドでの新しいACID、そしてBASEトランザクションとCAP定理
http://jyukutyo.hatenablog.com/entry/20090430/1241174854
○インターネット設計原理の見直し
河野さんの発表。
これを聞くのが今日の目的。
アブストラクトは以下。
インターネット設計原理を見直すと,その根幹にあるのは相互作用と
不確定性であることがわかる.それらを踏まえ,
新たな3つの観点−「多様性の考慮」,「集合知の活用」,「レイヤリング」を
追加することを提案する.
一見、なんだこりゃ?、という提言なんだけど、背景をちゃんと聞くと、
河野さんの考えにはすごく共感できることが多い。
でも残念ながら河野ワールドを25分枠で説明するのは無茶だよなあ。
この考えに至った背景について勉強会をするべきじゃないかのう。
背景を知ると、ひょっとすると、もっとナイスなアイディアが
出てくるかもしれないし。
関連)
Architecting the Diversity - 多様性のアーキテクティング
--> [2012-06-25-9]
仮想化、特にネットワーク仮想化について
--> [2012-06-25]
○ISOC / ISOC-JP の話
登録しといたほうが良いのかな?
http://www.isoc.org/
午後は大量のサーバ納品のため職場に戻り。
その途中でゲリラ豪雨に追いかけられた。
むきー。
インターネットの捉え方が全然違ってて話が噛み合わないことがある気がする。
インターネット、っていう言葉は再定義し直した方が良い気がするんだ。
1.私が「インターネット」と思ってるもの。多分古いエンジニアもこんな感じ。
---
様々なネットワークがルータやゲートウェイによって繋ってるもの全部の総称。
ネットワーク毎に使ってるプロトコルもポリシーも違うのはあたりまえ。
IPv4もIPv6もパソコン通信もスマホも繋がってればそれはインターネットの一部。
国家レベルの巨大なファイアウォールがあってもそこはそこのポリシーだからOK。
とりあえず、なんか繋がってて、通信ができればそれだけで素晴しい。
繋ぎたかったら関係者がみんなで頑張って繋げる。
繋がらなかったら関係者がみんなで頑張って直す。
幸せはみんなで作るもの。
命名案 -> 原始インターネット
2.新しめのエンジニアが考える「インターネット」
---
IPというプロトコルで世界中で繋がっているネットワーク。
エンドツーエンドで、パケットを通すことが大事。
パケットを通さないようなフィルターはムカつく。
技術はどんどん進化するので、それに応えていかなければいけない。
どんどん、速く、便利にしていかなければいけない。
俺達が頑張ってインターネットを良くするぜ。
命名案 -> 善意的インターネット
3.ウェブ系のエンジニアが考える「インターネット」
---
インターネットはサーバやOSと一緒。工具やパーツの一つ。
便利だけど、時々原因不明で機嫌が悪くなる。
腹が立つけどまあそういうもの。
インターネットを恰好良く使いきるのが俺達の仕事。
命名案 -> 工具的インターネット
4.一般人が考える「インターネット」
---
メールやホームページが見れる便利なもの。
とりあえず便利。
プロバイダーに契約したりは面倒。
パソコンも面倒。
携帯やスマホはすぐ繋がって便利。
命名案 -> 道具的インターネット
5.インターネットを売る人にとってのインターネット
---
売れるものが沢山あって嬉しい、お金になりそう。
でもその割に売れないなあ。
もっと売れるものないの?
しかも良くわからない。
わかりやすくならないの?
もっと良いインターネット作ってよ。
命名案 -> 飯の種インターネット
6.研究者が考えるインターネット
---
興味深い研究対象。
問題沢山、解決方法沢山、宝の山、論文書き放題。
研究が社会を良くするかもしれない。
飯の種。
今のインターネットは良くわかんないけど別にいいよね。
命名案 -> おもちゃインターネット
7.クラッキングが好きな人が考えるインターネット
---
面白いおもちゃ。
お金にもなる。
うけけ。
命名案 -> あぶないインターネット
8.政治家や宗教家が考えるインターネット
---
便利だけど危険な仕組み。
制御したい。
命名案 -> マインドコントロールインターネット
他にもあるかな?
あなたのインターネットはどれ?
あなたの隣人のインターネットはどれ?
http://japan.cnet.com/news/society/35018798/
- 表現:インターネットを検閲しない
- アクセス:高速で安価なネットワークへの自由なアクセスを促進する
- オープン性:インターネットを誰もが自由に接続、通信、書き込み、
閲覧、視聴、発言、学習、創作、革新できるオープンな
ネットワークとして維持する
- 革新性:許可を得ずとも革新と創作ができる自由を保護する。
新しい技術を排除したり、革新者をそのユーザーの行動によって
罰したりしてはならない
- プライバシー:プライバシーを保護し、誰もが自分のデータや
デバイスの使われ方を決められる自由を守る
理念がまとまったら、あとは実装か。
- 実現するための技術を作り、流行らせる。
- 阻害するものとは闘う。
うまくやりたいもんだ。
http://www.geekpage.jp/blog/?id=2012/8/2/1
マルチキャストのために、IPv6を採用したのか。
法的なしがらみさえなければ、一気にIPv6化と、
インターネット放送は進んだわけか。
結果論だけど、もうちょっとうまくやれなかったものかねえ。
いろいろ考えるためネタとしては良い題材だな。
http://cellistmiya.typepad.jp/blog/2012/06/%E4%BB%AE%E6%83%B3%E5%8C%96%E7%89%B9%E3%81%AB%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E4%BB%AE%E6%83%B3%E5%8C%96%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6.html
これも河野さんのまとめ。
仮想化、と言っても、求められるもの、それぞれの状況に応じて、
適切な抽象化の度合いや、切り出し方について、考える必要がある、という話。
ちょっと思ったけど、ニーズとシーズがあるのであれば、
マーケティングをヒントにしたパターン化とかできないかしら。
どんなネットワークでも、マーケティングにおける 4P、4C はあるはず。
似たようなニーズ、シーズであれば、要素は違ってもパターンとしては
似た構成になってたりしないかしら?
思い付きで言ってるんだけなんだけど。
4P、4Cの解説↓
Wikipedia - マーケティングミックス
http://cellistmiya.typepad.jp/blog/2012/06/architecting-the-diversity-%E5%A4%9A%E6%A7%98%E6%80%A7%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0.html
さすがというべき河野さんによるまとめ。
- 「適応的デザイン」は、このために必要になる。
- レイヤの概念は、この「発散と収束のサイクル」の観点からも、
有用性を発揮する可能性がある。
多分この結論の裏には膨大な思索があるんだと思う。
常に思考している先人は数歩先のことをちゃんと考えてるのよね。
昨年、OpenFlow 楽しそう、って思ってたときに、冷静に、
OpenFlowの限界を言いあててたのは、MPLS界隈の人々だった。
アーキテクチャは数年毎に同じようなサイクルを繰り返しながら、
進化しているのはたしかなので、デザイン(パターン)、ってのは
真面目に考える必要があるんだと思うんだ。
それはそうと、
...という訳で、6月26日から職場を変わり、新たな気持ちで頑張るつもりでおります。
ええ!!!
http://d.hatena.ne.jp/NOV1975/20120619/p2
ぶっちゃけると、「早くやるのが正義」という時代はもう完全に終わって、
「配慮できなきゃ悪」の世界がやってきたのでLivertyは発想の根幹が
時代遅れだよ、と言いたい。
配慮する、ということを価値にするためには、ちゃんと定義が必要かもね。
その上でムーブメントを意識的に作る必要があるのかもしれない。
普通に、配慮をする人と配慮をしない人が喧嘩をしたら、配慮をしない人が勝ちそう。
それは悲しい気がするので。
http://blog.tokumaru.org/2012/06/sakura-dns-subdomain-hijacking.html
障害内容 :
当社の提供するネームサーバサービスにおいて、既に登録されているドメインの
サブドメインが、他の会員IDの方に登録できる状態となっておりました。
この障害により、悪意のある第三者がドメインの一部を乗っとれる脆弱性に
つながる危険性がありました。
本問題につきましては現在は解消されており、全ての登録について
不正がないかの調査を行っております。
他の業者のDNSサーバでも同じ問題がありそうな気がする。
DNSに変わる仕組みってなかなかできないよなあ。
DNSはあまりにもあんまりなので、
すぐにP2Pベースの分散ハッシュとかにリプレースされるんじゃね?、
とか思ってた時代が私にもありました。
IPv6を見て反省しました。
幕張に行ってきた。
http://www.interop.jp/2012/
10:30から17:00までずっと幕張にいたよ。
すごく面白かった。
最初は午後から行けば良いや、と思ってたんだけど、同僚から、
先着2000名に抽選でiPadが当たる、と聞いたので並んださ。
外れたけど。
○OpenFlowバブル
---
去年はNECの隅のほうで宮永さんがニコニコしながら
喋ってただけだったのに、今年は大ブレイク。
専用のコーナーが設けられ、参加企業がたくさん。
しかも各企業のアプローチがそれぞれ異なる。
いろいろ説明を聞いたけど、OpenFlowは本当に面白いね。
Brocadeのブースでは、MACアドレス、IPアドレスが同じスイッチ4台で、
ネットワークを組んで、トラフィックを流す、みたいなことをしてた。
ポート番号をルールに組みこむとこういう変態的なことが可能になる。
具体的なトポロジはあきみちさんがブログに書いている。
OpenFlow ShowCase、Brocadeの展示内容 [Interop Tokyo 2012]
http://www.geekpage.jp/blog/?id=2012/6/14/1
OpenFlowになっても、MACアドレスは必須だと思いこんでたんだけど、
そんなことはないのね。
IPアドレスを、Identifierにしちゃって、Locatorは別に定義して、
OpenFlowで経路を作ってやるとかもできる?とか妄想しちゃえるのか。
OpenFlowって何でもありだな。
関連) LISP - Identifier と Locator の説明としても読める
Wikipedia - Locator/Identifier_Separation_Protocol
NTTデータの、OpenFlow管理ソフトウェアもちゃんと出展してた。
関連) 6/11の日記--> [2012-06-11-3]
Hinemos なのね。
ただ残念ながら、一般的なネットワーク機器に設定を投入する、
というようなところは未実装らしい。
NTTコミュニケーションズの、BGP Free Edge も面白かった。
PEルータのBGP機能をコントローラにオフロードすることで、
PEルータをBGPルーティングができるルータから
安価なOpenFlowルータに置換する、という発想。
VPN回線向けを想定しているみたいだけど、ちゃんとうまく動くのであれば、
経路が爆発してるインターネット経路のエッジルータも、
安価なOpenFlowルータに置き換えられる?、とかも思った。
ちなみにどのぐらい安いか、なんだけど、
OpenFlowスイッチ pica8
http://www.pica8.com/
このへんのものだと、10G×48portの製品が、120万円ちょっととか言ってた。
オープンソースのソフトウェアを組み合わせることで安価にできた、
ってことだけど、おそろしく安いわ。
NECは、OpenFlowに関してはなんでもできそうなので説明は省略、と。
去年からやってるしね。
○データセンター向けファブリック
---
ファブリックって何?、って聞かれると、バズワードだよ、
って答えるしかないかと思ってたけど、ちゃんとwikipediaには
それっぽい説明があるのね。
Wikipedia - イーサネット・ファブリック
書いた人偉いな。
編集履歴を見るとブロケードの中の人が書いてるのかな?w
そのブロケードのVCSファブリック・テクノロジはやっぱり良い。
VCS ファブリック・テクノロジ
http://www.brocadejapan.com/solutions-technology/technology/vcs-technology/overview
TRILLを使っていて、
Wikipedia - en:TRILL_(computing)
スイッチにユニークIDを設定しさえすれば、ケーブルで繋げば勝手に繋がる、
回線容量が足りなければケーブルの本数を増やせば勝手にバランシングしてくれる、
冗長化も接続本数を増やせばOK、
たしかに楽そうだ。
売れてるのがわかるわ。
現状の制限として、VLANの個数が2000個程度しかサポートしてないらしいけど、
その制限もなくなる予定とのこと。
ちなみにTRILLを作った人は、STPを作った人でもある。
参考)
インターネットの母は Radia Perlman --> [2012-06-07-12]
Juniper の QFabric は完全な独自実装。
複数台のルータを太いバックプレーンを繋げて、全体を1台のルータとして扱う、
というような思想で作られている。
Juniper の Virtual Chassis も複数台のスイッチを1台のスイッチに見せるので、
なんだ Virtual Chassis と同じ?、って思ったんだけど、
実装の方法が違ってる。
Virtual Chassis は同じスイッチを並べて繋いで統合するんだけど、
QFabricの場合は、ラインカード、バックプレーン、ルーティングエンジンが
完全に分かれていて、それを繋いででっかいルータを作るイメージ。
そういうことすると嬉しいの?、って思う人は以下を見ると良いかも。
管理する側からすると結構嬉しいのよね。
CISCO の Unified Fabric は基本は TRILL なんだけど、
実際にどう使われるかを想定した上での拡張実装、がされている印象。
Cisco Nexus のでっかいものの上で動かすのが基本ではあるけど、
Juniperと同じようにスイッチを統合することを考えて、
小さいスイッチを、リモートラインカードのように扱えるようになっている。
そのスイッチはコンフィグを書かずに設置していくことも可能。
某巨大SNSの要望でそういう機能が実装された、って言ってたけど、
きっとFacebookなんだろうな。
○光多重化がすごい
---
Infinera の光多重化装置のスペックにびっくりした。
100G×80波。
伝送装置も進化してるんだねえ。
Infinera
http://www.infinera.com/
○ネットワーク機器でも Lightweigt Language が使える
---
ネットワーク機器上でスクリプト言語を動かすのが普通になってきた。
Brocade では Perl を動かしていた。
実際にコードを見たけど、、、、
やっぱりPerlのコードってなんか美しくないって思ってしまった。
CISCO Nexus では Python が動くようになってた。
IOSでは動かないのがちょっと残念。
(追記) IOSではTclが動く。
Juniper は JunoSCRIPT
Yamaha は LUA
F5 は Tclベースの iRules
A10 は Tclベースの aFleX
ここまで流行ってるんなら、LLイベントで取り上げてみるのも面白いかねえ。
○社内の認証サーバでID管理しながら、SaaSを利用する PingFederate
---
データは、SaaS上に置くのは仕方ない、
でもコンプライアンス的に、IDは外に出したくない、
というような場合に最適な製品があった。
というか、ビジネス向けSaaSにそういう仕組みがあったのを初めて知った。
PingFederate クラウドアイデンティティ連携ソフトウェア
http://www.macnica.net/pingidentity/
○いけてるラック&アクセサリ
---
CenterPEERという会社が面白かった。
CENTERPER
http://www.centerpeer.com/
- 外から温度上昇がビジュルアル的にわかるラック
- 使ってるというのがわかるOAタップ
- 1Uに格納できる椅子
- 1人でマウントできるラックの棚板
現場的にグっとくる。
知らないラックメーカーだな、と思ったら、2007年創業と新しい会社らしい。
Awardにエントリされてたので、なんかすごいの?、
とブースにいたお姉さんに聞いてみたところ、
しどろもどろな感じで可愛かった。
新入社員らしい。
いぢめちゃ駄目だと思った。
○ゼロディアタック対応型WAF
---
DTS株式会社
http://www.dts-1.com/top.html
外人さんが、MIKOSHI、と妙な日本語を連呼するので立ち寄ったら、
去年Awardを取ったというWAFの資料と関連論文を貰った。
後で読んでみるです。
○老舗グラフィックボードメーカーが作るネットワーク機器
---
ELSA
http://www.elsa-jp.co.jp/
この会社はグラフィックカードメーカーとしてはかなり老舗な有名メーカー。
グラフィックカード作りから、GPGPU 分野に進出して、
GPGPUを利用したクラスタコンピューティングのために、I/O仮想化機器作って、
クラスタコンピューティングのために、低レイテンシーの10/40GbEのスイッチ作った、
というストーリーを説明してもらった。
華麗な事業展開だと思った。
○ShowNet
---
この辺を読むと良いらしい。
ネットワーク図が今年も恰好良い。
http://interop.jp/2012/shownet/index.html
内容はてんこ盛り。
○デジタルサイネージ
---
同時開催のデジタルサイネージジャパンも眺めてきた。
メディアアートっぽい展示が多くて面白かった。
コミュニケーションの道具としてのコンピュータの可能性は
まだまだあるなあ、と思った。
○ビクターのスピーカーに感動
---
全然 INTEROPとは関係ないんだけど、
会場の隅でビクターのオーディオシステムのデモをやっていた。
ウッドコーンオーディオシステム ビクター
http://www3.jvckenwood.com/audio_w/woodcone/index.html
良い音が聞こえたので立ち止まってしまったんだけど、
本当に良い音が出るのでびっくりした。
スピーカーを楽器のように作るっていうアイディアは素晴しい。
感動すらしたよ。
音楽をやってる人は聞いてみると欲しくなるぞ。
○総括
---
すごく面白いから行くと良いぞ。
って金曜までだけど。
村井純を知らない人はモグり。
日本のインターネットの父だよ、とか言う話をしたところ、
母は?、って聞かれて返答に窮した。
父はいっぱいいるのに。
Wikipedia - ヴィントン・サーフ
Wikipedia - 村井純
悔しかったので調べた。
いたいた、Radia Perlman がインターネットの母らしい。
Wikipedia - en:Radia_Perlman
Radia Joy Perlman (born 1951 in Portsmouth, Virginia, USA)
is a software designer and network engineer sometimes referred
to as the "Mother of the Internet."[1] She is most famous for
her invention of the spanning-tree protocol (STP), which is
fundamental to the operation of network bridges, while working
for Digital Equipment Corporation.
みんな大好きなスパニングツリープロトコル(STP)を作った人らしいぞ。
英語版のwikipediaだと、インターネットのパイオニアリストが作られてる。
Wikipedia - en:List_of_Internet_pioneers
追記)
Facebookで教えてもらったんだけど、
TRILL(TRansparent Interconnection of Lots of Links)を
作ったのも Radia Perlman とのこと。
STP つくった人が STP に変わるマルチパスプロトコル作ったのか。
というかバリバリ現役なのか。
びっくりしたよ。
関連)
さよならSTP --> [2012-05-31-8]
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20120605_537870.html
無料のあやしいアクセスポイントが増えてくるとセキュリティ的に危険な気がする。
盗聴用のアクセスポイントを設置するような輩はいるわけで。
ウェブへのアクセスは基本的にはSSLでアクセス、駄目だったらHTTPに
フォールバックする、というような仕組みを標準にしたほうが良いかも。
問題は、サーバ証明書が高いところ。
googleさんが無料で配ってくれないかな。
何かとの交換はまあ仕方ない。