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IPv6 - /home/pochi/ChangeLog

最終更新時間: 2021-03-02 14:20

2012-06-01 Fri

IPv6 だと得するサイト - ぷらっとオンライン IPv6 Launch特設サイト [IPv6]

http://online.plathome.co.jp/public/show/ipv6-launch%E7%89%B9%E8%A8%AD%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88

内容:期間中に「ぷらっとオンライン」でご購入いただいたお客様全員に、
Victorinoxマルチツールをプレゼントいたします。
さらに、IPv6接続のお客様には、全商品6%引きにてご提供いたします。


IPv6 で本当に嬉しい初のサービスじゃないかしら?
流行らないかしら?

手軽にIPv6のサイトを見るだけなら、IPv6プロキシサーバを立てるのが楽だぞ。

IPv4 環境でも IPv6 にアクセスできるプロキシサーバを作る --> [2012-05-14-2]

Referrer (Inside): [2012-06-06-1]

2012-05-30 Wed

Akamai の IPv6 トラフィックが急増 [IPv6]

http://www.akamai.com/ipv6

FacebookのIPv6対応ができたのかな。

関連)
Facebook vs. Google+ over IPv6 --> [2012-05-24-4]

2012-05-29 Tue

IPv4 to IPv6 tools [IPv6]

http://ipv4v6.net/

IPv4 で公開しているウェブサイトを、IPv6 環境のユーザも
閲覧できるようにするサービスです。


PHPのWarningが出てるのがちょっと気になるけど、
技術的にはリバースプロキシなのかな?

やり方自体は自力でやってもそんなに難しくはない。

IPv4 のウェブサーバをリバースプロキシサーバを使って IPv6 化
[2012-05-14-3]

2012-05-29 Tue

ヤフーのIPv6への取り組み Continue 現状の IPv6 における利用の問題 [IPv6]

http://techblog.yahoo.co.jp/infrastructure/ipv6_issue/

誠実にIPv6の現状について長文で解説している。

現状の IPv6 というプロトコルはそのアーキテクチャそのものを原因として、
ある構成での利用で通信における接続で問題となる事象が発生すると考えています。
それは構成を制限する事で回避する事は出来るかもしれませんが、
あくまでも回避であって解決ではありません。
..
今行うべきは現状の IPv6 と呼ばれるものそのものの問題を
変に煽られず誰かのせいにするのではなく正しく認識し、
きちんと向かい合いながら将来の IPv6 での解決とそこまでに
結び付く現実的な回避策の両方を模索するものと考えています。


この書き方には泣けてくる。


個人的には、IPv6関連用語のうち、「アドレス枯渇」「移行」、
という単語が本当に嫌いだ。

枯渇、というのは過度に危機感を煽っていると思う。
なんだか電気足りないから原発動かしても良いですか?、という物言いに近い。
現実には再利用できているのですぐに使えるアドレスがなくなるわけじゃない。
あー、でもこれも、ただちに健康に影響はない、みたいな言い方だな。

移行、というのも嘘だと思う。
IPv6ネットワークの追加、が正しい言い方じゃないかと。
もしくは、IPv6ネットワークとIPv4ネットワークの接続、
が正しい言い方じゃないかと。

個人的には、無理に移行させるのではなく、IPv6のほうが安いよ、
という風にしてユーザを移行させていくほうが
素直なんじゃないかと思うんだ。
IPv4アドレスを高騰させるとかして。

その過程で、ひょっとすると、IPv6より、NATでしのぐほうがやっぱり良いや、
ってなるかもしれない。
それならそれで良いじゃん。
死んだプロトコルなんて、それこそ沢山ある。
インターネットは屍の山でできてるんだし。

と、こんなことは今ごろこそこそ言ってちゃ駄目なんだよね。
いろいろな人が議論を尽してきて今があるわけだし。
とりあえず、World IPv6 Launch で盛り上がらなきゃいけないのだ。

お、日本からの World IPv6 Launch へのエントリがすごく増えてる。
現在 59 サイト。

関連)
World IPv6 Launch に参加する日本企業が少なすぎる --> [2012-05-12-2]

Referrer (Inside): [2012-06-06-1] [2012-06-05-4]

2012-05-29 Tue

「フレッツ・v6 オプション」の提供条件の変更について [IPv6]

http://www.ntt-east.co.jp/release/detail/20120528_01.html

「フレッツ光ネクスト」を新規にお申し込み(移転等を含む)いただいた
お客さまには、「フレッツ・v6オプション」を、あらかじめ
ご利用可能な状態で提供させていただくこととします。

また、これに伴う「フレッツ・v6オプション」の工事費については
無料といたします。


IPv6のみの契約なら激安、とかならないのかしらね。

IPv6アドレスとIPv4へのプロキシサービスだけを激安で
提供するようなサービス、どっかやらないのかしら?
面白ユーザの囲い込みに有効だと思うんだけど。

2012-05-28 Mon

Google on IPv6 - Google のサービスを IPv6 から使う [IPv6]

http://blog.nunnun.jp/google_over_ipv6.html

接続元が、Googleのホワイトリストに載っていないと、Aレコードしか返らないので、
IPv6サービスが使えない、ということがあるのね。

IPv6ハッカソンとかをやるときにはこういうことも注意しなきゃいかんのか。

新潟のIPv6ハッカソンでGoogle App Engineが使えなかったのはこれが理由かもなあ。
--> [2012-05-28-7]

Referrer (Inside): [2012-06-05-4] [2012-05-28-7]

2012-05-28 Mon

IPv6 Hackathon in 新潟で運営してきました! [IPv6][イベント]

http://civic.xrea.jp/2012/05/28/v6hack/

またこんなハッカソンをやりたいです!できれば参加側でw


IPv6 Hackathon は大盛況だったかあ。
いいなあ。

IPv6セミナー + Hackathon in 新潟(第26回)
http://nagaoka.techtalk.jp/ipv6-hackathon

資料も続々とアップしている。
Togetter もして欲しい。

以下の資料を見ると、まだ GAE は IPv6 対応してないのかしら。
Google も全部IPv6化したわけじゃないのか。

追記)
Google on IPv6 が有効になってなかっただけかも。--> [2012-05-28-11]


Referrer (Inside): [2012-05-28-11]

2012-05-25 Fri

ipv6 web sites - IPv6サイトのリスト [IPv6]

http://flyr.info/

2012/05/25 13:20 JST 時点で

55655 IPv6 Web Sites (56437 hosts)

それなりに沢山あるんだなあ。
JPは8位。

関連)
World IPv6 Launch に参加する日本企業が少なすぎる --> [2012-05-12-2]

2012-05-24 Thu

Facebook vs. Google+ over IPv6 [IPv6]

http://www.personal.psu.edu/dvm105/blogs/ipv6/2012/05/facebook-vs-google-over-ipv6.html

Facebookは、CDN部分が、IPv6対応してない。残念。
Google はすべて IPv6 対応している。素晴しい。

っていう記事なんだけど、コメント欄に、

Paul Saab said:

CDN is coming next week..


こう書いてある。

World IPv6 Launch に向けて対応してるってことなんだろうな。
参加表明してるわけだし。

関連)
World IPv6 Launch に参加する日本企業が少なすぎる --> [2012-05-12-2]

Referrer (Inside): [2012-05-30-13]

2012-05-22 Tue

日本唯一のIPv4アドレス移転仲介業? ipiten.jp [IPv6][IPv4]

http://gihyo.jp/admin/serial/01/ipv6_guidepost/0008

IPv4アドレス在庫枯渇にともない,IPv4アドレス移転が徐々に注目されつつあります。
第8回は,IPv4アドレス移転仲介サービスipiten.jpを行われている
サイバーエリアリサーチ株式会社の松村賢三氏と風間勇人氏にお話を伺いました。

IPv4アドレス移転仲介サービスは,現時点では恐らく同社以外にどこも
行っていないと推測しています。


──サービス開始後にどれぐらいの件数の問い合わせがありましたか?

両手で足りるぐらいの件数です。


JPNICの情報を見ると、今のところ25件のアドレス移転が成立している。

IPv4アドレス移転履歴
http://www.nic.ad.jp/ja/ip/ipv4transfer-log.html

ほとんどは自力で交渉してるってことなんだろうな。

ひとつ指標として価格が公表されている移転事例としては,日本ではありませんが,
NotelさんとMicrosoftさんの事例で,IPアドレスあたり11ドルぐらいというのが
あります。それがひとつのベンチマークになっているようにも見えます。


IPアドレスあたり11ドル、というベンチマークがあるのね。
だいたい1000円とすると、/22 で、1千万円ぐらいか

2012-05-22 Tue

LTEによるIPv6接続 [IPv6][LTE]

http://www.iij.ad.jp/company/development/tech/activities/lte_ipv6/

ユーザが使用するIPv6アドレス空間は動的に割り当てられ、
使い回しによる再利用が行われます。


ユーザがその時点で使用しているIPv6アドレスを一時記憶し、
割り当てたIPv6アドレス空間のうち一時記憶したアドレス以外を
宛先とするパケットはPGWに到達した時点でフィルタします。


RFC4941 (Privacy Extensions for Stateless Address
Autoconfiguration in IPv6)を利用してユーザが使用する
IPv6アドレスを順次変更することで、直接攻撃を受ける可能性を
下げることができます。



固定アドレスのような使い方はできないのね。

2012-05-22 Tue

「日本では壊れたIPv6が広まっている」とGoogle、IPv6接続お断りの方針 [IPv6]

http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20120521_534357.html

5月17日に行われた総務省の「IPv6によるインターネットの利用高度化に関する研究会」の
第18回会合で、グーグル株式会社の及川卓也氏は「日本では壊れたIPv6環境が広まっている」と指摘。
こうした「問題のあるネットワーク」のDNSサーバーのリストを作成し、
リストアップされたネットワークからのGoogleの利用に対してIPv6を無効化する方針を明らかにした。


まあ今はそういう対応も仕方ないのかな、とは思う。

IPv6ならではのサービス・機能が提供されていない現状では大きな影響はないと言える。


IPv6ならではのサービスってなんだろ?

- IPsec?
- マルチキャスト?
- M2M (Machine to Machine) が容易に作れる?

なんか面白いものが出てこないものかなあ。
でも、今は面白いものは、もっと上のレイヤで実装するよねえ。

問題のおさらい用↓。フォールバック問題についても書かれている。

Wikipedia - IPv6

Referrer (Inside): [2012-06-06-1] [2012-06-05-4]

2012-05-18 Fri

IPv6 IPoE VNE数増加が公表される、その他 [IPv6]

http://www.geekpage.jp/blog/?id=2012/5/17/1

あきみちさんによる「IPv6によるインターネットの利用高度化に関する研究会(第18回)」レポート。

傍目には Google という黒船によって、IPv6がようやく動き始めた、という感じなのかしら。

Google が黒船ちっくに見えるのは、日本の発信力が弱すぎるからなんじゃないのかしら?
IPv6に対応してる企業のウェブサイトは結構あるはずよ。
なのに、なんでアピールしないのかな??
IPv6 Launch に、もうちょっと気軽に参加しても良いんじゃないかと思うんだけど。

関連)
World IPv6 Launch に参加する日本企業が少なすぎる --> [2012-05-12-2]

2012-05-18 Fri

World IPv6 LaunchにおけるOCNの取り組みについて [IPv6]

http://www.ocn.ne.jp/info/announce/2012/05/18_1.html

無料で1万円相当のルータがもらえるキャンペーン?

2012-05-17 Thu

Perl の RFC6555 の実装を書いてみた - IPv6 fallback 問題の解決方法 [IPv6][Perl]

http://d.hatena.ne.jp/shag/20120516

IPv6 fallback 問題を解決する以下の手法を Perl で実装してみたらしい。

rfc6555 : Happy Eyeballs: Success with Dual-Stack Hosts
http://tools.ietf.org/html/rfc6555

chrome、Firefox 等でも実装はされてるけど、
クライアント毎に実装するよりは、プロキシサーバか何かで実装すれば
良いんじゃないかな、という話は、丁度昨日何人かとしたのよね。

こういうライブラリが整備されると便利になるのかしら。

強者を集めて、各言語ごとのリファレンスコードを
一気に書き上げちゃうとか、そういう方向性でイベントやると
世の中のためにもなるのかもしれないねえ。

2012-05-16 Wed

IPv6オペレーションズフォーラムに行ってきた [イベント][IPv6]

http://v6ops-f.jp/index.php?meeting%2F%C2%E85%B2%F3IPv6%A5%AA%A5%DA%A5%EC%A1%BC%A5%B7%A5%E7%A5%F3%A5%BA%A5%D5%A5%A9%A1%BC%A5%E9%A5%E0

前方の机席ゲット、コンセントが付いてる、ラッキー、
って思ったけど使えなかった。
無線LANの提供があるのか、ラッキー、
って思ったけど、SSHとかは使えなかった。
携帯も、CDMA 1X の電波は立たなかった。
しょんぼり。


IPv6 Launch は、廣美さんの資料を見ればまとめになってるのかも。

廣美さんの資料↓



WIDE合宿で IPv6 生活したときのレポートは、
インターネットドラフトとして提出済みなのか。

Happy life with IPv6
https://www.seil.jp/community/node/67


ライトニングトークの、Twitterでつぶやくと、
IPv6とDNSSECの対応状況がわかるツールは面白い。

https://twitter.com/#!/v6chk


World IPv6 Launch ステッカーもゲット。
参加してるので(-->[2012-05-08-8])、堂々と貰えるのだ。
どこに貼ろう。
ノートPC、会社からの借り物だから貼りにくいなあ。
ガラケーにでも貼るか??


LTEでは、IPv6対応はできている。
でも Android2.x + https では問題があるので、新しい端末を買いましょう、と。


ちゃんと岡山の相談もしたよ。
ご当地アイドルの話とかバンド演奏の話とか。

2012-05-15 Tue

第5回IPv6オペレーションズフォーラム [イベント][IPv6]

http://v6ops-f.jp/index.php?meeting%2F%C2%E85%B2%F3IPv6%A5%AA%A5%DA%A5%EC%A1%BC%A5%B7%A5%E7%A5%F3%A5%BA%A5%D5%A5%A9%A1%BC%A5%E9%A5%E0

遊びに行くつもり。
突発障害とかがあるとわかんないけど。

IPv6ハッカソン、またやらないの?、っていう話もされてるので、誰かに相談するかも。

来週末に新潟方面でもやるみたいだし、需要はあるのかな? --> [2012-05-10-1]

2012-05-15 Tue

IPv6からのウェブアクセスがどのぐらいあるか調べてみた [IPv6][VPS]

5/8 にこのサーバにIPv6アドレスを付けてみたが(-->[2012-05-08-8])、
実際にIPv6アドレスからアクセスがあるか調べてみた。

5/9から5/14までのログを調査。

まずは、アクセスログをマージして、そこからアドレス部分だけを
ファイルに抽出。

cut -d ' ' -f 1 accesslog.20120509-20120514 > addresslist.20120509-20120514


これを元にアクセス元のユニークIPアドレス数を数えてみた。

cat addresslist.20120509-20120514| sort -n | uniq -c | wc -l

2133


IPv4、IPv6 合計のユニークアドレス数は、2133。

grep ":" addresslist.20120509-20120514| sort -n | uniq -c | wc -l

58


IPv6 アドレスのユニークアドレス数は、58。


まとめると以下。

ユニークIPv6アドレス : 58 (全体の 2.7 %)
ユニークIPv4アドレス : 2075 (全体の 97.3 %)


意外と IPv6 からのアクセスはあるみたいね。


どこの国からアクセスがあるかも調べてみた。
whois 情報から country 情報を抽出。

sort addresslist-v6.20120509-20120514 | uniq | sort > uniqaddresslist-v6.20120509-20120514

for i in `cat uniqaddresslist-v6.20120509-20120514` ; do whois $i | grep -i country | tail -1 >> uniqcountrylist-v6.20120509-20120514 ; done

sort uniqcountrylist-v6.20120509-20120514 | uniq -c | sort -n


結果は以下のような感じ。
日本からのアクセスがやっぱり多い。
日本語のコンテンツしかないからね。

      1 Country: CA
      1 country: GB
      1 country: SE
      2 country: CN
      8 Country: US
     44 country: JP

Referrer (Inside): [2012-06-10-2]

2012-05-14 Mon

IPv4 のウェブサーバをリバースプロキシサーバを使って IPv6 化 [IPv6][インターネット][IPv6]

IPv4の環境からIPv6でアクセスできるようになると([2012-05-14-2]
IPv4環境で動かしているサーバにも、IPv6のアドレスを着けたくなるのが人情。

ということで、IPv6のアドレスを持ったサーバ上で、
apache を使ったリバースプロキシサーバを作ってみた。

用意するもの:
IPv6とIPv4アドレスを持っている Ubuntu 12.04 のサーバ

方針:
手軽に apt で入る apache を使う。
IPv4のみでアクセスできるFQDNと、IPv6のみでアクセスできるFQDNを用意する


1. DNS の設定
---
IPv4 用の FQDN と IPv6 用の FQDN をそれぞれ用意する。
両方持ったものがあっても良いけど、IPv4用は必ず用意する。

A レコードに、元のサーバのIPアドレスを設定。
AAAA レコードに、リバースプロキシのIPv6アドレスを設定。

今回は以下のレコードを設定

ipv4.dasubi.org. IN A 219.166.226.211
ipv6.dasubi.org. IN AAAA 2001:e41:31d4:97a5::1



2. IPv4用のFQDNでウェブサーバが応答するように設定
---
http://ipv4.dasubi.org/ でアクセスできるように設定しておく


3. リバースプロキシの設定
---
プロキシモジュールを有効化

cd /etc/apache2/mods-enabled
sudo ln -s ../mods-available/proxy.load .
sudo ln -s ../mods-available/proxy_http.load .


バーチャルホストで、リバースプロキシの設定。

sudo vi /etc/apache2/sites-enabled/002-ipv6.dasubi.org
===
<VirtualHost *:80>
ServerName ipv6.dasubi.org
ProxyPass / http://ipv4.dasubi.org/
ProxyPassReverse / http://ipv4.dasubi.org/
</VirtualHost>


apache を再起動。

sudo /etc/init.d/apache2 restart



4. IPv6 でアクセス
---
http://ipv6.dasubi.org/ でアクセスできることを確認。

あとは必要なら、www にも AAAAレコードを付けて
デュアルスタック化してみるとか。


5. 雑感
---
ウェブコンテンツ側で特に複雑なことをしていなければ、
リバースプロキシを使えば簡単にIPv6からのリーチャビリティを作れる。

ってことで、サクっっと、IPv6でアクセスできるようにして、
World IPv6 Launch に参加しましょうよ。
今は日本企業少なすぎだし。--> [2012-05-12-2]


ちなみに、IPv6のサーバの用意はVPSなんかを使えば簡単。

DTIのVPSなんかだと標準でIPv6アドレスが付いてくる。↓



この日記のサーバはさくらのVPSを使っててIPv6対応済み。
さくらのVPSでIPv6を使うには以下のようにする。

Ubuntu 10.04 LTS から Ubuntu 12.04 LTS へのアップグレード --> [2012-05-07-3]
Ubuntu 12.04 と、さくらの6rd で IPv6 アドレスを使う方法 --> [2012-05-08-8]


Referrer (Inside): [2012-06-07-14] [2012-05-29-14]

2012-05-14 Mon

IPv4 のウェブサーバをリバースプロキシサーバを使って IPv6 化 [IPv6][インターネット][IPv6]

IPv4の環境からIPv6でアクセスできるようになると([2012-05-14-2]
IPv4環境で動かしているサーバにも、IPv6のアドレスを着けたくなるのが人情。

ということで、IPv6のアドレスを持ったサーバ上で、
apache を使ったリバースプロキシサーバを作ってみた。

用意するもの:
IPv6とIPv4アドレスを持っている Ubuntu 12.04 のサーバ

方針:
手軽に apt で入る apache を使う。
IPv4のみでアクセスできるFQDNと、IPv6のみでアクセスできるFQDNを用意する


1. DNS の設定
---
IPv4 用の FQDN と IPv6 用の FQDN をそれぞれ用意する。
両方持ったものがあっても良いけど、IPv4用は必ず用意する。

A レコードに、元のサーバのIPアドレスを設定。
AAAA レコードに、リバースプロキシのIPv6アドレスを設定。

今回は以下のレコードを設定

ipv4.dasubi.org. IN A 219.166.226.211
ipv6.dasubi.org. IN AAAA 2001:e41:31d4:97a5::1



2. IPv4用のFQDNでウェブサーバが応答するように設定
---
http://ipv4.dasubi.org/ でアクセスできるように設定しておく


3. リバースプロキシの設定
---
プロキシモジュールを有効化

cd /etc/apache2/mods-enabled
sudo ln -s ../mods-available/proxy.load .
sudo ln -s ../mods-available/proxy_http.load .


バーチャルホストで、リバースプロキシの設定。

sudo vi /etc/apache2/sites-enabled/002-ipv6.dasubi.org
===
<VirtualHost *:80>
ServerName ipv6.dasubi.org
ProxyPass / http://ipv4.dasubi.org/
ProxyPassReverse / http://ipv4.dasubi.org/
</VirtualHost>


apache を再起動。

sudo /etc/init.d/apache2 restart



4. IPv6 でアクセス
---
http://ipv6.dasubi.org/ でアクセスできることを確認。

あとは必要なら、www にも AAAAレコードを付けて
デュアルスタック化してみるとか。


5. 雑感
---
ウェブコンテンツ側で特に複雑なことをしていなければ、
リバースプロキシを使えば簡単にIPv6からのリーチャビリティを作れる。

ってことで、サクっっと、IPv6でアクセスできるようにして、
World IPv6 Launch に参加しましょうよ。
今は日本企業少なすぎだし。--> [2012-05-12-2]


ちなみに、IPv6のサーバの用意はVPSなんかを使えば簡単。

DTIのVPSなんかだと標準でIPv6アドレスが付いてくる。↓



この日記のサーバはさくらのVPSを使っててIPv6対応済み。
さくらのVPSでIPv6を使うには以下のようにする。

Ubuntu 10.04 LTS から Ubuntu 12.04 LTS へのアップグレード --> [2012-05-07-3]
Ubuntu 12.04 と、さくらの6rd で IPv6 アドレスを使う方法 --> [2012-05-08-8]


Referrer (Inside): [2012-06-07-14] [2012-05-29-14]