http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004389.html
橋本大也氏の書評。
「フロー体験」という概念は知らなかった。
便利な概念かも。
スパイダーソリティアに没頭したり、
ガンプラを作ったり、とそんなときの言い訳に使えそう。
「これは、フロー体験なのー!」、と。
。。。。駄目っぽいな。
フロー体験 喜びの現象学
http://blog.tokuriki.com/2006/03/_e.html
徳力さんの書評。
なるほど!、と思った。
■起業家の視点と職人の視点の違い
・起業家は「事業が成功するにはどうするべきか?」を考え、
職人は「何の仕事をするべきか?」を考えている。
・起業家にとって、会社とは顧客に価値を提供する場所である。
その結果、利益がもたらされる。職人にとって、
会社とは自己満足のために好きな仕事をする場所である。
その結果として、収入がもたらされる。
・起業家は、最初に会社の将来像を確立したうえで、
それに近づくために、現状を変えようとする。
一方で職人は、不確実な将来に不安を抱きながらも、
現状が維持されることをただ願うばかりである。
・起業家は、まず事業の全体像を考えてから、
それを構成する部品を考える。しかし、職人は、
事業を構成する部品を考えることから始まり、
最後に全体像がつくられる。
・起業家は全体を見渡すような視点をもっているが、
職人の視点は細部にこだわりがちである。
・起業家は自分の描く将来像から逆算して現在の自分の姿を決めるが、
職人は現在の自分を基準に将来の自分の姿を決めてしまう。
どっちが良い、っていうことは実はないと思う。
職人には職人の生き方がある。
職人ばっかりとか、起業家ばっかりだと社会は回らない。
でも、起業家は、職人がいないと世の中が回らない、
ということは知ってるけど、職人の価値を低く見る傾向がある。
しかも、職人は、起業家なんていなくても世の中は回る、
と思ってるので、(そんなわけないんだけど)、
起業家なんていなくなってしまえ、と思ってたりする。
反目しないで、仲良くすれば良いのにね。
でも対立軸があるから、交易のビジネスはおいしい、と。
ちなみに個人的には職人でありたいと思う。
ビジネス上では起業家の視点で話をする場合のほうが多いけどね。
http://d.hatena.ne.jp/mizuno_takaaki/20060311/1142092059
Amazon のウェブサービスはバージョンが上がって、
今は ECS と呼ばれるバージョン4になっているらしい。
知らなかった。
買ってみるかなあ。
http://0xcc.net/blog/archives/000111.html
各所で話題の本の書評。
グレートコードを書くにはアーキテクチャの理解がかかせない、
というのはなんとなくわかる。
読んでみようかしら。
発想は富豪家で、実装はグレートコードで、というのが理想か。
http://www.chikumashobo.co.jp/new_chikuma/shinka/06cont.html
via http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20060317/p1
本にはまだまだパワーがあるらしい。
しかも私が思っていたよりも圧倒的に。
まあ紙と液晶を比べると圧倒的な差で紙が勝つわけで、
携帯性、可読性、閲覧性で、本はまだまだ最強の媒体だと思う。
ネットは素敵なメディアだけどまだまだ本は現役なんだなあ、
とか思った。
わたしも図書館や書店通いは止められないしねえ。
ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる
エンジニアが30歳までに身につけておくこと
話題になっていた本を今頃読んでみた。
たしかに面白い本だね。
根底にあるのは「エンジニア」って良いよ、という信念。
たしかにそう思うね。
でも良い仕事をするにはいろいろなノウハウが必要で、
そのノウハウは意外と教わる機会ってないのよね。
それをある程度まとめてる、というだけでこの本の価値は
高い気がする。
山のようにある仕事のノウハウ本と内容はかぶるけど、
エンジニアの視点で書かれている、というのは貴重。
エンジニアはコミュニケーションに弱点があるのは事実で、
そこをわりと重点的に書いているというのも良いね。
- ニンジン(確認・迅速)付きホウレンソウ。
- 上司からの質問には Yes/No で応える。
- 部下への質問は Yes/No で応える形ではなく開かれた質問にする。
- 部下への指示は具体的に。やりかたは任せる。
- 主張をする場合にはDESC法が有効
describe: 描写する、状況を客観的、具体的に述べる
explain: 説明 自分の気持ちを建設的、冷静、明確に説明
specify: 提案 意見、解決策などを具体的、現実的に提案する
choose: 選択 意見が受け入れられなかった場合の積極的な選択肢を述べる
- プレゼンテーションは「起承解結」が基本
この辺のノウハウはすぐに役に立ちそう。
知的所有権についての解説も良くまとまっている。
良い本なのでブックオフ等で見かけたら買っとくよろし。
ブログ&掲示板攻撃・防衛マニュアル
ウェブでのコミュニケーションサイト運営の
うまいやりかたについて書いてある。
パソコン通信時代からのノウハウが惜しげもなく書いてあり、
- コミュニケーションサイトを運営している
- これから運営しようとしている
- 掲示板の管理をまかされている
ような人は必読かもしれない。
参加者をコントロールするために、自作自演もする、
というのはある意味目から鱗。
掲示板運営も深い。
困った参加者についても
- 粘着さん
- メルヘンさん
- サイコパス
- ボーダーライン
- その他(病的な人)
こういうふうにタイプ分けでき、それぞれ対処方法が違う、
ということが詳しく書いてある。
掲示板運営に限らず、この辺の知識は役に立つね。
病的な人も、
妄想性、分裂病型、反社会性、境界性、演技性、自己愛性、
回避性、依存性、強迫性、その他
こんな風にいろいろいるらしい。
以下が参考サイトとして上げられていた。
たしかにここ、詳しいねえ。
こころのencyclopedia(百科事典)
http://www.yoshitomi.jp/kokoro/
匿名か本名かなどの話題は、ブログを書いている人にとっては、
わりと身近な問題だと思うけど、それぞれの良い点、悪い点について
書いてあるのも参考になる。
オフ会を運営するのにもノウハウがあるのねえ、
などなど、とても勉強になる本だったよ。
http://blog.goo.ne.jp/shige-win/e/66de598182d7709173697d6c433b7235
整理は本当に下手、というか向いてないのかも。
一時期は超整理法的なやり方で回してたんだけど、
書類が多すぎて破綻してしまっている。
なんとかせねば、と思ってはいるんだけどねえ。。。。。
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2005/12/no1_58ac.html
とんでも本のようだけど、そんなことはないかも。
美談仕立て、でも中身はスカスカボロボロっていう話は、
IT系の雑誌とかには良く出てるしな。
今日からジュンク堂7Fで、萩尾望都お勧めの本を選んだ
「萩尾望都ラララ書店」という企画が始まっている。
萩尾望都ラララ書店
http://www.junkudo.co.jp/hagiorarara.htm
面白げな本が沢山あった。さすが、という陳列。
並んでいた本のうち、SFと漫画は半分ぐらいは読んでいるっぽい。
でも
- ハインラインの作品は宇宙の戦士しかなかった
- 田中芳樹、安彦良和が並んでいない
というのがちょっと意外。
ちなみに萩尾望都の漫画は、SFは大好き、ホモ物?は微妙。
9Fの音楽のコーナーに行ってみた。
明日やるブルックナーの本でも見るか、と手にとったら、
ネコケンこと、金子建志先生の本だった。
こだわり派のための各曲徹底分析 - ブルックナーの交響曲
中身をパラパラと眺める。
マニアックすぎ。
鼻唄を歌いながら歩いていたり、演奏会で腹巻を飛ばしてみたり、
一見ただの面白いオジサンにしか見えないんだけど、
こういう本を見ると、やっぱりすごいオジサンなんだなあ、と思う。
ちなみに mixi のコミュニティもあるです。
金子建志先生と共に歩む - mixi
http://mixi.jp/view_community.pl?id=68712
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004023.html
橋本大也氏の書評。
羞恥心=相手との関係の重要度×自己への評価の不安度
恋する乙女は、羞恥心に満ちているわけだな。
羞恥心が気持ち良いと感じるメカニズムを解く鍵がここにある!。
....それは発想の飛躍かもな。
でも羞恥心を過剰に大きくすると、相手との関係の重要度が
上がったように錯覚する、という効果はあるかもしれん。
つまり、積極的に羞恥プレイをしまくる、ことで、
相手に、自分は重要だ、と思わせることができる?
それと、この関係式から考えると、恥知らずというのは、
周囲との関係はそれほど重要じゃなく、
自分がどう思われてもそんなに不安じゃない、
という人のことなのだな。
まあヲタクと呼ばれる人が持っている特性の一つかもしれん。
そういう人は元々の羞恥心が少ないので、ちょっと与えると、
重要度フラグは立ちやすい気がする。
まとめよう。
ヲタクを恋に堕とすには、ヲタクに恥ずかしめを与えれば良い。
つまり、ツンデレ、の、ツン、の部分が有効だと考えられる。
ちなみに書評を書いた橋本大也氏は、
2ヶ月前の検索会議[2005-09-30-5]において、
ツンデレを知らなかったということを攻撃されていた。
もはや現代用語の基礎知識らしいよ。
ツンデレ - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%AC
それと来年は、ツンドク、も流行るらしいよ。
ツンドク
http://d.hatena.ne.jp/ryoko_komachi/20051125/1133192459
http://i.loveruby.net/d/20051129.html#p01
監修の山下さんはふつうのプログラマじゃないんだけど、
ふつうのプログラマの気持ちがわかるんじゃろか???
ふつう以下のプログラマの目が欲しければいつでも言ってくらはい。
http://nais.to/~yto/clog/2005-11-27-6.html
こういう書評、流行りそうだのう。
自分らしさを求めるのは「下流」なのか。
上流って大変なんだのう。
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004007.html
橋本大也氏の書評。
コンテキスト調査、を平易に説明して、
ヤコブ・ニールセンの10の原則を上げている。
いつもながら良い書評だよなあ。
ちなみに Web サイトデザインに関するユーザビリティについて
勉強するのであれば以下がわりと良かった。
全部はちゃんと読んでないけど。(弱いな)。
Web情報アーキテクチャ
げ、第二版になってるのか。
わたしが持ってるのは多分初版だな。
JavaScriptビジュアル・リファレンンス
各所でお勧めされてるなあ。
買ってくるかのう。
入門Ajax も、ついでに買いかなあ。
http://la.ma.la/blog/diary_200511210648.htm
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/003975.html
橋本大也氏の書評。
読んどかなきゃいかんかのう。
いんちきな名前貸しとは言え取締役に名前を
出しちゃってるわけで、そっち方面もなんとかせんとねえ。
http://www.asahi.com/international/update/1112/006.html
20世紀は物理の時代、と良く言われるけど、
実は経済の時代だったんじゃないかと思う。
その経済の大きな動きにおいて指針を示し続けていた巨人が亡くなった。
95歳。
最近もEコマースについてもいろいろ意見を言っていたので、
もうちょっと若いのかと錯覚していた。
すげーよなあ。格好良いオッサンだ。
著書は「断絶の時代」「ポスト資本主義社会」
「経営者の条件」など約40冊。
世界で30カ国語以上に訳されている。
「企業の社会的責任」「知識労働者」「民営化」
といった概念を広げ、世界の経済界に影響を与えた。
孫引きした本とかを含めるとすごい数になるんだろうな。
ドラッカー20世紀を生きて-私の履歴書
日経新聞に連載していたものを加筆修正したもの。面白いですわ。
はじめて読むドラッカー(技術編)
理系の MBA と言われてる MOT の原点らしい。
エンジニアは読んどいたほうが良いと思われる。
非営利組織の経営 - 原理と実践
これ読まんといかんかなあ。
「経済人」の終わり-全体主義はなぜ生まれたか
むちゃくちゃ有名な本。もはや古典。
ドラッカーの処女作。
チャーチルが幹部候補生に配ったらしい。
ナチズム、ファシズムがなぜ膨張していったかを
克明に分析している。
現代においても 全体主義的な、膨張する魔物は沢山あるわけで、
そういう魔物と付きあう人々は多分必読。
歴史から学ばんとね。