http://www.avanti.gr.jp/concerto/060721kijima.html
G.F.ピント(1785-1806)は20歳で早世したイギリスの天才音楽家です。
彼は幼い頃からヴァイオリンを学び、ハイドンの友人でもあった
ザロモンに師事しました。10歳で早くもコンサートに出演して
ヴァイオリニストとして活躍すると同時に、
卓越したピアニストとしても才能を発揮しました。
作曲家としてはピアノソナタや歌曲、ヴァイオリンソナタ等が
出版されましたが、それらは18歳までに作曲されたものです。
彼の死後ザロモンは「もし彼が長く生きていたら、イギリスは
第2のモーツァルトを生み出す名誉を得たであろう」と述べています。
ハンサムなティーンエイジャーの音楽家ピント、
彼の作品はその年齢に似合わず色っぽく、きたるべきロマンは
音楽の薫りを、そこはかとなく漂わせています。
新大久保にて。
木島千夏のソプラノと、上尾直毅のフォルテピアノ。
素晴しい演奏家による素晴しい曲の演奏。
絶品。
こんな作曲家がいたんだね。
知らなかった。
Pinto: Piano Music
Pinto: Four Sonatas 試聴可
追記)
野神さんが作ったフォルテピアノも素晴しかった。
野神チェンバロ・オルガン工房
http://page.freett.com/cembalo/index2.html
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/reader/200607/2006070400095.htm
必要です。
格好良いイケメンの指揮者だと、演奏者が集めやすくて運営が楽です。
冗談はさておき、指揮者がなくても演奏自体は問題なくできるよ。
個人的には指揮者がいないと、演奏は守りに入りがち、
でも指揮者がいると、指揮者が攻めてくれるので、
よりアグレッシブで楽しい演奏ができる、
そんな気がする。
ちなみに音楽っていうのは、五線譜に書いてあるとおりに
音を出せばOKってわけじゃなくて、その音を出しながら
いろいろと遊ぶのが楽しかったりするのよね。
ちょっと一拍目を重くしたり、微妙にテンポを揺らしたり、
わざと音色を汚くしてみたり、音程を高めに取ってみたり、
ビブラートを多めにかけてみたり、音を付け加えてみたり。
やれることは実はかなり多い。
ただ、やれることが多い分、みんなが勝手に遊び出すと
バラバラになっちゃうわけで、交通整理をうまくしてくれる
指揮者がいるとすごく助かるのよね。
まあ確かに映画監督に似てるかもね。
指揮者がいない場合は、交通整理が大変なんだけど、
約束事はみんなでじっくり話し合って決めればOKなので、
大変だけど指揮者を置かない、というアンサンブル集団も実在はするね。
http://www.kanzaki.com/bass/harmonics.html
神崎さんによるハーモニクス講座。
バイオリンの譜面だと5倍音までは見たことがあるけど、
それ以上は見たことはないな。
午後から、西葛西にて。
うっかり東西線の快速に乗ってしまい西葛西を通過。
浦安でUターンする際に駅構内の鯛焼きにつかまる。
残念ながらおいしい鯛焼きじゃなかった。
ラフマニノフは、妙に脳味噌が疲れるなあ。
マーラーとか、ブラームスなんかと脳味噌の疲れ方が一緒かも。
体はわりと元気なのに、血糖値がどんどん低下していく、
そんな感じ。
ブルックナーとかショスタコみたいに、あんまり頭使わないけど、
良い運動になる、そんな曲のほうが好きかもなあ、とか思った。
フラフラ気味なので、飲まずに帰宅。
帰りの電車の面子は、
ドイツ人、帰国子女、元ワシントンユースの指揮者。
英語を喋れないのは私だけかよ!!
日本語があやしい帰国子女様が、流暢に英語を喋ってて、
をの上ドイツ語まで喋り出したのにはちょっとびっくりした。
町田の湧和地域包括支援センターにて。
「ら ぷちっと まるみっと」は、嫁が良くお世話になっている、
八峰さんと二葉さんが中心となって活動しているバロックユニット。
この二人がいれば、とりあえずこの名前を使えるらしい。
嫁も出演するので、聞きに行く。
ちゃんと専門教育を受けて、それなりに年季が入った、
お姉さま方の演奏は、さすが、すげー、という感じ。
本物の音楽を聞いた気がした。
ディマンシュで、保育園で演奏する機会があって、
たしかにそれはそれで本物の音楽なんだろうけど、
今日の演奏は次元が違う感じ。
良いものを聞かせてもらいました。
お客さんも超満員。
狭い会場に140人。
完全に客として行ったのに、出演者用のおにぎりとか、
おいしい漬物とか、デザートの果物を食べさせてもらって、
どもでした。
チェンバロは、かやの木山さんが制作したもの。
やたら鳴る楽器でした。
かやのさんの、調律、調整の腕は相当なもので、
曲に合わせて調整してたり、まさにプロ、という感じ。
検索してたら、かやの木山さんのブログを発見したのでメモ。
かやの木山さんのブログ
http://kcia.moe-nifty.com/moxam/2006/06/post_3ccc.html
チェンバロレンタル&調律依頼
http://kcia.moe-nifty.com/moxam/cat4305987/index.html
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0606/12/news005.html
中間の原価がすごく下がったのに、昔のままの原価で商売してる、
というのが多分問題なんじゃないかと。
商人なら納得させないとね。
関連)
著作権がらみ、いろいろ
http://ya.maya.st/d/200606b.html#s20060617_1
http://www.lesquare.org/
トリフォニーにて。
曲目は以下。
- ドビュッシー / 牧神の午後への前奏曲
- イベール / 交響組曲「寄港地」
- ストラヴィンスキー / 火の鳥(1910年全曲版)
スコアールは後ろの席で気楽に弾くことが多かったけど、
今回は2列目。
ボーイングとかを間違うと後ろに迷惑がかかっちゃうんだよね。
気をつけたけどちょっと間違えたよ。すまん>後ろの人
火の鳥は、スルポンだらけ。
スコアールって、日本一、スルポンを弾くオケだよなあ、
とか思ったよ。
来てくれた方々ありがとうございました。
花束は食えないので、次からは、チョコレートきぼん。
駒が傾いてきたのと、弓のへたりまくってきたので調整に出す。
日記を見ると、1年ぶりなのね。--> [2005-04-26-11]
1年間、毛替えもせず、弦も替えなかったわけだ。はっはっは。
まあ、休日しか弾いてないしな。。。。
夜、古石場文化センターにて。
トップ様を見てれば良いやー、って思ってたら落ちた。
後ろもみんな落ちてた。
トップが信頼できると、こういうこともあるわな。
さてさて、本番は一週間後。
ということで宣伝。
http://www.lesquare.org/
◇ル スコアール管弦楽団第20回演奏会◇
◆日時 2006年6月11日(日) 13:30開演
◆場所 すみだトリフォニーホール(大ホール)
◆曲目 ドビュッシー/牧神の午後への前奏曲
イベール/交響組曲「寄港地」
ストラヴィンスキー/火の鳥(1910年全曲版)
◆指揮 千葉 芳裕
招待券無料であげるので、来たい人は言ってくださいませ。
当日受付にも置いておきます。
アマチュアオーケストラにとって、
練習場所と本番の場所の確保はかなり大きな問題なんですよ。
会場が取れないとそもそも活動が成り立たないからね。
お金の問題もあって、練習も本番もし行政に関係がある施設を
使うことが多いんだけど、その対応にはかなり問題があったりする。
その中でも酷いのは以下の2点だと思うのよ。
- 会場の予約方法
- 会場代の支払い時期
○会場の予約方法
会場を使うには、事前に予約を取る必要がある。
広めの練習場所だと、1年前とか1年半前に予約をしなきゃいけない。
その予約方法なんだけど、
- 毎月1日に、会場の利用希望者を集める
- 利用方法の説明をする
- 抽選を行なって、順位を決める
- 順位が良い人から、希望する日時を押さえていく
- もしくは日時毎に抽選を行なう
というやりかたをする会場が多い。
まあこのやり方は一見公平に見えるんだけど、
実際に場所取りに参加すると、なんかおかしいよ、
と絶対に思うんだよね。
具体的には、以下のようなこと。
- なんで平日の昼間に抽選するの?
税金を払ってる社会人の立場って考えたことある?
- どう見ても同じ団体としか思えないのに、
複数の団体のふりをして抽選に参加しているところがある。
- 拘束時間が長い。
- 会場の職員が偉そうだったり、面倒臭そうにやってたり、、、
せめてネットとか電話で抽選に参加できるようにするとか、
そういうことできないものかねえ。
○会場代の支払い時期
会場を予約すると、
1ヶ月以内にお金を払っていただかないと予約取り消しになります、
とか言われちゃうことが最近多い。
実際に使うのが、1年半後とかでも平気でそういうこと言うんだよね。
この取り引き条件って、普通のビジネスだとありえないよね。
会計年度を1年以上またぐわけで、民間企業でこんなことすると、
会計処理上問題がありすぎる気がする。
この支払いってアマチュアの楽団にとってはすごくキツいんだよね。
たいてい参加者は毎回参加費を払って演奏会に参加するんだけど、
練習が始まるのは本番の半年前。
なので、原資ができるのは、最短でも本番の半年前なのよ。
でも、その1年前に数10万円の金額を会場に払わなきゃいけないわけだ。
つまり1年間に2回演奏会をしている団体の場合は、2回分の会場費を、
プールとして持ってなきゃいけない。
アマチュアの場合は、演奏会毎に団員の顔触れも違うわけで、
会計は、その都度その都度閉じたいのになあ。
せめて支払いは本番の1ヶ月前まで、ぐらいになってくれれば良いのに。
そもそも、1年半前にお金を貰う根拠って何なの?
キャンセルを防ぐために、早めにお金を払ってもらうんです、
というのはもっともらしい理由だけど、
キャンセルした場合には、きっと全額返還だよね。
同じく予約を扱う、ホテル業界とか旅行業界とかと
一緒だとすると、3ヶ月より前のキャンセルだったら
全額返還とかになりそうか気がする。
だから、お金を払ったからキャンセルしない、とって
いうわけじゃない気もするのよ。
そもそもプロの楽団って、そういう支払条件じゃないよね?、きっと。
アマチュアだからナメられてるのかな??
○解決のアイディア
使い勝手が悪かったり、支払い条件が悪い場合には、
中間業者を立ててクッションにする、というのが有効かも。
行政として対応できないなら、そういう業者を育てるとか、
そんなことをすりゃ良いのかもなあ。
誰か、そういうビジネスやらない?
困ってる人は多いので、ちゃんとやれば多分みんなに感謝されるぞ。
午後森下にて。
ディマンシュの今期の初合わせ。
ニールセンの1番は、普通の曲だった。
わりと良い曲のような気もした。
ラフマニノフの2番はやっぱり長いね。
通すだけでかなり疲れたよ。
ちなみにラフマニノフの2番は学生の時にやったことがある。
その当時は時間もたんまりあったので、
フィンガリングや弓の使う位置とかをかなり細かく決めて、
相当さらったんだよ。
今じゃ考えられない話だけどね。
まあ下手だったので、そうでもしないと太刀打ちできなかったし。
しかもそこまでやっても技術的に弾けないところが、
沢山あったんだよねえ。むむぅ。
でもね、学生のときにやった曲は、苦労した分、今やっても、
体が覚えている分、指とかも自動的に動くんだよね。
努力は裏切らない、というか。
ということでラフマニノフの2番もある程度は自動的に動いたよ。
でもね、、、、、
忘れてる部分も結構あったんだよ。
あれれれれ〜、という部分が各楽章で何ヶ所も。
体で覚えたものは忘れない、と思ってたんだけど、
なんで???、と思ったんだけど、、、、
多分、老化、なんだろうな。
かなりショックを受けたよ。いやマヂで。
新大久保にて。
リコーダーだけじゃなくてトラヴェルソも。
嫁も伴奏者として参加。
リコーダーって良い楽器だよなあ、と思った。
関連)
本村睦幸のリコーダー日記
http://blog.livedoor.jp/lusthofmeester/
去年の発表会 --> [2005-05-28-1]
http://homepage.mac.com/muzette/lust/
新大久保にて。
CD発売記念のコンサート。
3月の上尾先生のリサイタル(--[2006-03-31-5])と違って、
今日はお客さんが沢山いた。
せっかくの良い演奏会は客がいないとね。
前回はあまりにももったいなかったからなあ。
そのCD↓。(インディーズなので amazon になかった orz.)
オランダバロックの愉悦
http://www.waonrecords.jp/catalogue.html
演奏はいつものとおり、キレまくり。
人間技じゃない、天才!、と思うところがありまくり。
楽器もスペシャルな感じ。
野神さん制作のイタリアン・チェンバロが初お披露目。
同じく野神さん制作のフイゴ式の木製オルガンも登場。
いつもどおり、リコーダー、リュート、ミュゼット、テオルボ、
太鼓、という定番の楽器も。
それに加えて、CD のライナーノートに、
鈴 : 上尾直毅 2002 東京
と書かれていた、上尾先生制作の「鈴」もちゃんと登場。
あと、バロックギター、レック、も登場。
終演後は、CD を購入してサインをしてもらった。