嫁が火の鳥のピアノを弾くので聴きに行った。
火の鳥の1919年版とブルックナーの4番(ハース版)。
火の鳥の終曲を聴くと「おおさだはるながしましげお」、
という歌詞が頭に自然に浮かぶのは、ヤクルトファンと
してはかなりよろしくない。
「ながしましげお」の部分は
「おおすぎかつお」「わかまつつとむ」なんかに
置換可能だけど「おおさだはる」が置換しにくい。
困ったものだ。
ブルックナーの4番は何回かやってるせいか、
寝ないで聴けたよ。
ブルックナーの交響曲はどれも良い曲だけど、
やっぱり4番はその中ではいまいちかなあ、とかも思った。
一般受けするように日和りすぎてる気がする。
そのうち初版が見直されたりするんだろうか。
4拍に5連符を入れたり、3拍に16子の音を入れたり演奏不能っぽい、
おかしい譜面なんだけど、ひょっとすると、初版のほうが
ブルックナーがやりたい音楽が書かれてるのかもなあ。
◇ル スコアール管弦楽団第26回演奏会◇
◆日時 2009年6月28日(日)14:00開演
◆場所 すみだトリフォニーホール(大ホール)
◆曲目 プロコフィエフ/スキタイ組曲(アラとロリー)
R.シュトラウス/アルプス交響曲
◆指揮 千葉 芳裕
◆Web: http://lesquare.oops.jp/
仰々しい曲×2。
オルガンの音はあのぐらいでかいほうが個人的には好み。
雷はもうちょっとでかいほうが個人的には好み。
カウベルはもうちょっと増量するほうが個人的には好み。
演奏会終了後はセカンドのトップ様に今回も頑張りましたね、
と言われる。
褒められるのは慣れてないのでおどおどしちゃう。
ミューザ川崎にて。
曲はブルックナーの8番(ノヴァーク版)。
1stVnの1番後ろの特等席で弾かせてもらった。
末永さんの指揮で弾くのは12年ぶりか。
指揮のやりかた、曲の考え方はまったく変わってない。
練習にはほとんど参加できなかったが特に違和感なく弾けた。
あいかわらず男子比率が高いオケ。
でも弦楽器が妙に上手くなってる。
音程があるよー、と年寄連中で言ってたのは内緒だ。
その代わり管楽器はもう少しか。
たらふく飲んで吐いて喉を広げるという鍛練をしていないのが多分問題。
レセプションの時間まで時間があったので、
ミューザ近くの知人宅に押しかけてお茶をいただく。
ごちそうさまでした。
レセプションは自由ヶ丘。
学生時代に世話になった街の様子もだいぶ変わっている。
いつの間にか大井町線に急行も走ってる。
学生さんはやっぱり元気だ。
オンディーヌのとき[2009-03-08]に忘れた帽子も回収。
ありがとです。