本番前日の練習。
午後、森下にて。
昼間は駅のそばのタイ焼き屋が開いてるので2個購入。
また値上りしてた。1個150円はちょと高いよ!。
でも美味いから買ってしまうよなあ。
かじりながら文化センターまで移動。
前日なので全曲通して練習。
ハムレットはそこそこ楽しい。
でも普通のオケがわざわざやるような曲じゃない気もする。
多分ダスビ以外でやることはまずないんだろうな。
そんなことを思いながら弾く。
ピアノコンチェルトは、カンディンスキーさんがやっぱり素敵。
オケの音量が上がるとちゃんとピアノの音量も上がる。
もっと上げても大丈夫っぽい。
明日がとても楽しみ。
8番、やっぱり良い曲だわ。
4楽章、うっとりしていたら聞こえてくるはずの音が
聞こえてこない。
あれれ?、と一瞬思ったけど、その音は自分が弾くところだった。
すっかりお客さんモードでボーっとしてたらしい。
ちなみにボーっとしてたのは私だけじゃなくて私も前の人もね。
そのぐらい良い曲なりよ。
嫁が出演する演奏会に聞きに行く。
エリスマン邸
http://www.natsuzora.com/may/park/motomachi_ehrismann.html
エリスマン邸は横浜の元町公園の上のほうにある洋館。
設計したのは、フランク・ロイド・ライトの助手で、
日本の現代建築の父と言われル、アントニン・レーモンド。
綺麗な建物でした。
演奏会前にお腹が空いたので建物の中でチョコレートケーキを食べる。
ふつうにうまかった。
コンサートは以下の古楽器で演奏。
- チェンバロ
- リュート
- ビオラ・ダ・ガンバ
- フルート・トラベルソ
- リコーダー
- 歌
使ったチェンバロは、横田さんのところのウェブに貼ってあるもの。
横田ハープシコード工房
http://www.h4.dion.ne.jp/~y-cemb/
楽器は古楽器だったけど、曲目はバロックに限らずなんでもあり。
圧巻は、横田まゆみさんによる、洋楽のチェンバロアレンジ。
ビートルズ、格好良すぎ。
ピアノ弾きなら知っている有名な曲をうまく引用して、
洋楽3曲を3楽章形式に編曲して、綺麗にまとめてあったらしい。
ピアノ弾きじゃないので元の曲を知らんかった。
物を知らないというのは悲しいのう。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060208-00000015-yom-soci
1年前に伊福部昭の曲を弾いた。--> [2005-04-03]
日本人ならわかるよね!、という雰囲気がとても心地良かった。
夜、森下にて。
打楽器もいたし、楽しかった。
本番は2週間後。
聞きにきたい人がいたら遠慮なく言ってくださいませ。
チケットは無料であげます。
指定席なので必ず来てね。
旧ソ連の20世紀最高の作曲家である、
ショスタコーヴィチの曲ばかりをやっているという、
世界的に見てもおかしな団体の演奏会ですわ。
健全な人が聞く音楽じゃないっぽいけど、
心が病んでる人は、聞いたほうが良いらしいよ。
オーケストラ・ダスビダーニャ
http://www.dasubi.org/
オーケストラ・ダスビダーニャ 第13回定期演奏会
日時: 2006年2月19日(日) 13時45分開演
場所: 東京芸術劇場大ホール
曲目(作曲はすべてショスタコーヴィチ):
劇音楽『ハムレット』による組曲 op.32a
ピアノ協奏曲第2番 op.102
(ピアノソロ:ミハイル・カンディンスキー)
交響曲第8番 op.65
http://www7.plala.or.jp/machikun/matai1.htm
via http://dkiroku.com/
マタイ受難曲は良い曲ですわ。
去年演奏したんだけど([2005-10-08])、、、、、
微妙な出来だったのでまたやりたいかも。。。。
http://www.kanzaki.com/music/cahier/rinforzando0307
rf の意味は知ってたけど、珍しい記号だったのね。
大学でブラームスをやったときに先輩に教わったのかな?。
個人的には、rf はちょっと膨らむ感じで弾いている。
東久留米の中央保育園にて。
黒いズボンを忘れたよ。
衣裳忘れは、靴下、靴、ネクタイ、ワイシャツ、はあったけど、
ズボンは初めて。
あとは上着だけか?
世話役の人に借りて無事に本番は済んだ。
ちなみに弓を忘れてた人もいたよ。
弓はまだ忘れたことはないな。
弦楽器紹介は内山さんが風邪で声が出ないため、
とらのすけ氏がやった。
弦楽器って知ってますかー、という質問に、せっかく子供が、
ケンタッキー?、とおいしくボケてくれてるのに、
ちゃんとうまくツッコまないのは関西人として駄目だと思った。
演奏自体はいつもどおり盛り上がった。
子供のノリも良かったですわ。
終了後、お母さんと子供に楽器をさわらせてあげる。
大人はおっかなびっくり弾くけど、子供はおもいっきり弾くので、
子供のほうが最初はちゃんと音が出るんだよね。
保育園の裏のイタリアンレストランで打ち上げ。
フィリアホールにて。
舘野泉さんは、世界各国で3000回以上のコンサートを行ない、
100点以上のCD、LPを出している、超一流のピアニスト。
フィンランドに住んでいて、日本シベリウス教会の会長でもある。
2002年1月、演奏会中に脳溢血で倒れ、右半身不随となるも、
リハビリを行ない、左手だけで演奏活動を再開した超人。
今日も左手だけなんだけど、右手がないハンデは皆無。
驚いた。
演奏のクオリティも高すぎ。
有名作曲家が、舘野さん向けに曲もがしがし書いてくれるので、
今後も演奏レパートリーには困らなそう。
すごい、すごすぎる。
ひまわりの海
闘病から復活までを書いたエッセイ。
風のしるし - 左手のためのピアノ作品集
アマゾンのレビュー、すごく評価が高いよ。
Junko 渡邉さんのトークのネタ。
イタリア語の表記だと ritardando(rit.) と rallentando(rall.)。
どっちも、だんだん遅くする、っていうふうに翻訳されるけど、
微妙に意味が違うらしい。
イタリアで生活してれば自然にわかるらしいね。
リタルダンド - ritardando:
電車が時刻通りこなくて遅れた、というようなときに使われる。
なので音楽的には、自分の意志とは関係なく遅くなる、
みたいなそんな感じ。
ラレンタンド - rallentando:
高速道路のカーブの手前の標識に書かれている。
ブレーキを踏んで遅くしなさい、ということなので、
自分の意志で遅くする、という感じ。
自分の意志なので止まっちゃっても良いわけだ。
やっぱり音楽をやるためには言葉って重要だよなあ、
とか思った。
演奏会の後半。
Junko 渡邉さんのプロフィールは以下。
- 洗足学園大学を主席で卒業
- 1996年からイタリアで活動中
- 今までに13の国際コンクールで入賞
- 2005年にトルトーナ国際コンクールピアノ部門で1位。
- 現在はミラノスカラ座アカデミーにピアニストとして勤務
- イタリア・トリノ在住
なんだか凄い人だな、と思ったらやっぱり凄い人だった。
才能がある人が努力をし続けるとこうなるんだろうなあ、
というそんな感じ。
音楽が好きで好きでたまらない、というのも伝わってくる。
良いものを聞かせていただきました。
上尾先生の演奏を最初に聞いたときに感じた、
すげー、という感覚に似てるかなあ、とか思った。
嫁が出るので聞きに行く。
東武線で宇都宮へ。
東武線で宇都宮に行くのは初めてだったんだけど、
うちからだと安いし速くて良いな。
こういう専門教育を受けた人の演奏会を聞くと、
まともに音楽教育を受けた人って、
やっぱり違うよねえ、と思うんだよなあ。
リズム感とかの基本の力がそもそも違うんだろうな。
まあそのためにお金をかけてるわけだし。
でもお金をかけたからといってそれで食えるわけじゃない。
食うためには、飛び抜けた何か、が必要だったりする。
音楽等の芸術分野は厳しい世界だと思うよ。本当に。
日々の勉強や努力はずーっと必要だしね。
ひるがえって、コンピュータに関わる仕事のことを考えると、
まともに教育を受けなくても、それほど勉強してなくても、
ある程度食えちゃうのよね。
そういう意味では甘い、甘すぎる仕事だと思うよ。
厳しい世界に生きてる人々を見るとなんか反省するよなあ。
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20094315,00.htm?ref=rss
ボタンを押すと5秒ほどで自動調整してくれるそうな。
バイオリンなんかの場合は、弦は新しいほど良く鳴るんだけど、
新しい弦はチューニングが安定しないんだよね。
こういうのがあると便利かもしれない。
バイオリンのチューニング自体は弦が4本しかないので、
慣れればそれほど面倒な作業じゃないんだけど、
弦がもっと多い楽器、たとえばチェンバロとかは、
こういう仕組みの恩恵をもっと受けるのかも。
耳が鍛えられない、というデメリットもありそうだけど。