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2018-08-09 Thu

カラーコーンが2つ引き取られていった [生活]

先日送られてきたカラーコーン(-->[2018-08-08-1])のうち2本を、森川さんが車で引きとりにきてくれた。
ありがたいありがたい。

コンピュータシステムのサマータイム対応を巡る二つの楽観論 [ネタ]

http://d.hatena.ne.jp/essa/20180807/p1

私は、こういう時に技術者の話が通ることは、日本ではあまりないと思っているのですが、


まあエンジニア人口少ないし、理系も少ないしねえ。

あと、老害は自覚がないのが最悪なんだよね。
そして老害は人の話を聞かない。
とりあえずいつも素直でいたいものだ。

Arista 7170 製品説明会 [ネットワーク機器]

丸の内オアゾにて、10:00から開催。
台風大丈夫かな、と思ったけど、夜中に通りすぎて特に電車も問題なかった。

受付で、名刺ないんですけど、って言ったら、土屋から聞いてます、大丈夫です、と言われた。
ししおさんは何を言ったんだろ??

とりあえず自由のお取りください的なサンドウィッチとケーキを食べる。
おいしい。

台風だし、マニアックな製品発表だし、きっと人いないよね、と思ったら、スーツの人が沢山いたよ。
ちょっとびっくり。

以下は自分で書いたメモから抜粋。
詳しくはプレゼン資料を見れば良いと思う。
アリスタの人に言えばきっともらえるんじゃないかと。

最初はアリスタの説明。逐次通訳付き。

- Aristaのミッションは、ネットワークの運用設計を根本から変えること。
- 今回発表する 7170 はそのゴールを達成するためのもの。
- Aristaの時価総額ははJuniperの2倍。
- アナリストの間ではAristaはNo.1ポジション
- ネットワーク分野では破壊的テクノロジーが起こっている。Aristaはそこに大きくかかわってきた。
- パフォーマンスと柔軟性は両立できない、と言われてた。
- Arista 7170 はBarefootを採用したことでこれを両立。

次は 7170 と Barefoot Tofino Packet Processor の説明。

- Fully programmable parser
- Fully programmable Match-Action engine
- ラインスピード処理を実現
- 新しいプロトコルもサポート可能
- ニーズをパケットに落としこめる
- 様々なユースケースに対応できる
- リアルタイムにパケット分析できる
- Large Scale ACLs and NAT や NAT64
- NATを実現している製品として 7150S を持っているが大規模サポートするものとして 7170 は重要
- Arista EOS アーキテクチャの中でサポートされてるのが重要なポイント。
- 7170は P4 をサポート
- 新しい RPMs もサポート
- P4を活用することで、みんなが自分のプロファイルを書くことができる。
- Cloud Vision でネットワークの情報が統合的に見れる。
- トラブルシュート等で活用できそう。

次は Inside Arista 7170 〜 Barefoot Tofino の詳細。

- Domain Specific Processor はいろいろなものがある。
- 歴史順だと CPU → GPU → DSP → TPU → ???
- それぞれユースケースとプログラムが紐付く。
- プログラマビリティがあることでスイッチの世界もガラっと変わってくる。
- Tofino は Open PISA , P4 に対応している
- P4.org Membership を見るとすごく沢山の企業が並んでる。
- PISA - Protocol Independent Switch Architecture (PISA)
- Barefoot は2013年にできた会社。スタンフォード発。
- Graphics分野(GPU)における、技術やエコシステムの発展が参考になる。
- Network分野でもそんな風に発展できるはず。
- 適用範囲も広がっていくはず。

最後は、松本さんによる、LINEが考える次世代ネットワーク技術への期待。
サクっと発表して、サクっと帰るスタイル。

- 既存のシステム図が面白い。サーバが直接BGPをしゃべる。
- ビジネス要件は、成長を止めない、自由に変更拡張したい
- 複数サーバで構成されているサービスを、論理的に分割してデプロイしていく。これをうまくやりたい。
- セキュリティの考慮も必要。つないで良い、つないで駄目、とか。
- セキュリティポリシーとして、Firewall ACL じゃなくて Firewall DPI でやりたい。中身を見て判断したい。
- 次世代技術の標準化、市場動向は知ってる必要がある。触っておく必要がある。
- 触ろうと思えばいくらでも触れる世界になっている。
- 触って友達を作っていろいろやっていけば良いと思う。

物見遊山な気分で聞きに行ったんだけど、わりと面白かった。
Arista すげーな。

終了後は、大久保さんと吉野さんとカレーを食べながら雑談。
こういうスイッチをさくっと買ってさくっと実験できればなあ、みたいな話をしたり。

まあ世の中いろいろ進歩してて面白い。
とりあえず勉強しといたほうが良いんだろうなあ。

勉強用リンク↓

The World's Fastest & Most Programmable Networks (Barefootの資料)
https://www.barefootnetworks.com/resources/worlds-fastest-most-programmable-networks/

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最終更新時間: 2021-03-02 14:20