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Junko 渡邉さんのトークのネタ。
イタリア語の表記だと ritardando(rit.) と rallentando(rall.)。
どっちも、だんだん遅くする、っていうふうに翻訳されるけど、
微妙に意味が違うらしい。
イタリアで生活してれば自然にわかるらしいね。
リタルダンド - ritardando:
電車が時刻通りこなくて遅れた、というようなときに使われる。
なので音楽的には、自分の意志とは関係なく遅くなる、
みたいなそんな感じ。
ラレンタンド - rallentando:
高速道路のカーブの手前の標識に書かれている。
ブレーキを踏んで遅くしなさい、ということなので、
自分の意志で遅くする、という感じ。
自分の意志なので止まっちゃっても良いわけだ。
やっぱり音楽をやるためには言葉って重要だよなあ、
とか思った。
演奏会の後半。
Junko 渡邉さんのプロフィールは以下。
- 洗足学園大学を主席で卒業
- 1996年からイタリアで活動中
- 今までに13の国際コンクールで入賞
- 2005年にトルトーナ国際コンクールピアノ部門で1位。
- 現在はミラノスカラ座アカデミーにピアニストとして勤務
- イタリア・トリノ在住
なんだか凄い人だな、と思ったらやっぱり凄い人だった。
才能がある人が努力をし続けるとこうなるんだろうなあ、
というそんな感じ。
音楽が好きで好きでたまらない、というのも伝わってくる。
良いものを聞かせていただきました。
上尾先生の演奏を最初に聞いたときに感じた、
すげー、という感覚に似てるかなあ、とか思った。
嫁が出るので聞きに行く。
東武線で宇都宮へ。
東武線で宇都宮に行くのは初めてだったんだけど、
うちからだと安いし速くて良いな。
こういう専門教育を受けた人の演奏会を聞くと、
まともに音楽教育を受けた人って、
やっぱり違うよねえ、と思うんだよなあ。
リズム感とかの基本の力がそもそも違うんだろうな。
まあそのためにお金をかけてるわけだし。
でもお金をかけたからといってそれで食えるわけじゃない。
食うためには、飛び抜けた何か、が必要だったりする。
音楽等の芸術分野は厳しい世界だと思うよ。本当に。
日々の勉強や努力はずーっと必要だしね。
ひるがえって、コンピュータに関わる仕事のことを考えると、
まともに教育を受けなくても、それほど勉強してなくても、
ある程度食えちゃうのよね。
そういう意味では甘い、甘すぎる仕事だと思うよ。
厳しい世界に生きてる人々を見るとなんか反省するよなあ。
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最終更新時間: 2021-03-02 14:20